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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

ハッピーホリデー 2017年12月

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    xmax card 1
    アートフェスティバルで見つけたハミングバードのクリスマスカード

    ​11月23日の " Thanksgiving day " (日本の勤労感謝の日に相当)を迎えると、クリスマスを中心に元旦の1月1日まで米国はホリデーシーズンに入る。この時期に連続休暇を取る人が多く、帰郷して家族と一緒にホリデーを過ごしたり、バケーションで暖かい中南米へ行きバーディングを楽しんだりする。冬でも温かく穏やかな気候のリゾート地、南アリゾナにも色々な州からたくさんの人々が青空と温かい天候を求めてやって来る。ニューヨークでは小雪舞い散る零下の寒さでも、南アリゾナは日中25度以上の暖かさである。また、南アリゾナにはアーティストが多く住んでおり、特に自然や花、鳥、蝶、動物などを主題とする絵画、彫刻のアーティストが集まってるので、この時期は「アートフェスティバル」があちらこちらで開かれる。大きなテントのブースを一つ一つ訪ね、この手の絵描きや彫刻家と自然や生き物の話をし、気に入った作品をそこで作者からダイレクトに買えるのが実に楽しい。歩き疲れた後は、露店のカフェで南国の太陽にさんさんと当たり、よく冷えた白ワインを飲みながらのんびりした暮れのひと時を過ごすのもバーダーにとってこの時期のしばし鳥見を離れてのもう一つの楽しみである。
     
    xmas card 2
    日常の生活の中で最も身近に見るハミングバードはクリスマスのオーナメントやカードなどによく描かれ大変人気がある。

    ​米国のバーダーにとってホリデーシーズンの大きなイベントは「クリスマスバードカウント」であろう。今年で118回目という長い歴史を持っている。このイベントの始まりは、19世紀のクリスマス休暇に始められた「クリスマス・シューティング」である。いわゆるハンターたちが野山へ出かけて手当たり次第に鳥を打ち落として、一日の獲物の数を競い合った。これがクリスマスのお祝いだったようだ。しかし、これはあまりにも野蛮なお祝い行事ではないか・・・と鳥類学者のフランク・チャップマンという人が抗議を始め、これを止めて、かわりにどれだけたくさんの鳥を一日に見たかを競い合うことを提案した。そして、銃を捨てエンピツで鳥の数を記録していく「クリスマスバードカウント」へ変更、第一回大会が1900年にニューヨークのセントラルパークで開かれたのである。この行事はアメリカにいる鳥についての毎年一回行われる国勢調査のようなもので、貴重な記録として残されている。
    ​今年の「クリスマスバードカウント」は12月14日から来年の1月5日までの間に行われる。参加者はグループごとに自然保護団体であり主催者でもある「オーデュボン協会」( The National Audubon Society ) に名前を登録し、公園や森へ出かけ、半径にして12キロ(直径24キロ)の円内で一日(24時間)に見た鳥の数をすべて記録して協会へ提出する。ちなみに、昨年2016年は76,669人のボランティアーが参加、2、505グループで行われ、総計58.9百万羽の鳥が数えられた。
     
    紅葉と山
    ​クリスマス間近でもサボテン Saguaro の林の間に秋の色合いが残る南アリゾナの師走風景

    今年の12月の南アリゾナは例年より暖かく、日中25度以上になる日も多い。そのためか、北から下りて来るミヤマシトド (White-crowned Sparrow ) , ヒバリヒメドリ (Lark Sparrow ) , ブリューワーヒメドリ (Brewer's Sparrow) などの冬鳥の群れがいつもより少ない。しかし、砂漠独特の朝晩の冷え込みは厳しく、5度近くまで下がるのでハミングバードのエサとなる蜜が出る花が庭から消えていく。そのため,冬の間の砂糖水によるフィーダーを掛け始めるのも我家の暮れの作業の一つである。ハミングバードがフィーダーに頼るのは花の咲きが良くない冬(12月〜2月)の間だけで、春になり庭に花が咲き始めると,彼らはフィーダーから離れていく。
     

    マイフィールドの珍鳥及び希少種 2017年夏 その(4)

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      フスチャメジロハエトリ前向きの姿
      ウスチャメジロハエトリ ( Buff-breasted Flycatchier ) 

      ​ウスチャメジロハエトリは珍鳥フサボウシハエトリ ( Tufted Flycatcher ) とよく似てるが、頭に冠毛がないのと少し大きい。生息地域も同じ高い山のポンデロサ松や Pine-oak の林で、今年の夏はたまたまマイフィールドの " Carr Canyon " で、しかも、この2種類が同じ場所でエサ取りをしている報告がネットに載った。一か所で同時に2種類の珍しいフライキャッチャーを見ることが出来たので連日大勢のバーダーが " Carr Canyon " に押し掛けた。
       
      ウスチャメジロハエトリ後姿
      ウスチャメジロハエトリ ( Empidonax fulvifrons ) の後ろ姿

      ​目の周りの白いアイリングが特徴のメジロハエトリ、米国で見られるこの " Empidonax " は11種類で、その中でもウスチャメジロハエトリが一番小さい。メジロハエトリはどれもこれも非常によく似ていて、鳴き声による識別が一番確実であるが、初心者はもちろんベテランのバーダーでも大変識別に苦労するフライキャッチャーである。
       
      ウスチャメジロハエトリ頭上の虫狙う
      頭上を飛ぶ虫をじーと狙っている

      ​ウスチャメジロハエトリは、南アリゾナのメキシコ国境沿いの Huachuca Mountain と Chiricahua Mountain のごく限られた地域のみに渡って来る夏鳥のメキシコ種である。営巣し雛を育て終えると、9月には冬を過ごす南メキシコへ南下して行く。
       
      ウスチャメジロハエトリ全身
      赤みがかった褐色の胸と薄い茶色の平らな頭が特徴

      ​ウスチャメジロハエトリはメジロハエトリの中では小さくて特徴があるので比較的識別し易いが、他のメジロハエトリの識別にはほとんどのバーダーが苦労する。フィールドでメジロハエトリを見つけると、そうそうと識別は諦め、ただ「エンピ (Empi) の一種を見た・・・」という報告をする人が多い。「エンピ」はメジロハエトリのラテン名 "Empidonax" から付けられたものである。
       
      ウスチャメジロハエトリ首傾げる
      ​時々首を傾げては私を見つめ,様子を伺っていた

      ​ウスチャメジロハエトリは,南アリゾナの非常に限られた地域の山の渓谷の松林でしか見られない希少種である。しかし、近年営巣する個体数が少しづつ増えてきて、今では推定30組ぐらいは南アリゾナで営巣するようだが、お目にかかるチャンスが非常に少ないメジロハエトリである。
       
      ウスチャメジロハエトリ草に止まる
      低い草の茎に止まって朝日を浴びる

      ​ほとんどのメジロハエトリは高い枝に止まって空中を飛んでる虫をフライングキャッチするが、ウスチャメジロハエトリのエサ取りのテリトリーは大変広く、高い木の枝から低い下枝まで、そして時には草むらまで下りてきて、グラウンドでエサ取りをすることもある。
       
      ウスチャメジロハエトリ草の虫を探す
      低い枝に下りてきて、草にいる虫を取ろうとしている

      ​松林の林縁をエサ取り場とするウスチャメジロハエトリとフサボウシハエトリは松林の枝の高低でテリトリーが分かれてる。低いところを好むウスチャメジロハエトリが時々高い枝へ上がっていくと、フサボウシハエトリのテリトリーに入るので猛烈な勢いで追いかけまわされる。小さいフサボウシハエトリの方が気性が激しく、いつも追い払う側であった。

      マイフィールドの珍鳥及び希少種 2017年夏 その(3)

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        フサボウシハエトリ下から見る姿
        ​フサボウシハエトリ ( Tufted Flycatcher / Mitrephanes phaeocercsu

        主にメキシコから中央アメリカのコスタリカ、パナマそして南アメリカのエクアドールまでの広い地域に生息するフライキャッチャーである。4亜種に分かれていて、夏(3月〜10月)は3500メートル以上の高山の Pine-oak の森林に、冬は川が流れる低い森林で過ごす。
         
        フサボウシハエトリ逆光の中で
        ​特徴の粋な羽飾りのような冠毛 (Tuft ) と喉から胸にかけての赤茶色が美しいフサボウシハエトリ

        ​別名 " Small Mountain Flycatcher " と呼ばれ、体長は12センチで日本のメジロ ( Zosterops japonicus ) と同じ大きさの小さな可愛いハエトリである。
         
        フサボウシハエトリ正面
        正面から見ると、冠毛がトサカのように見えて愛嬌のある顔である。

        ​北米では1991年テキサスの Big Bend 国立公園で写真に納められて確認されたのが初めての記録。昨年(2016年)南アリゾナの Ramsey Canyon で初めて営巣してるのが確認された。今年は営巣はされなかったが、メスは Ramsey Canyon で、オスは隣接してる Carr Canyon で、別々に確認されており、これは北米で8番目の記録となった。
         
        フサボウシハエトリ左向き全身
        よく見える葉のない丸裸の枝に直立して止まり、飛んでる蛾を探す。

        ​基本的には渡りをしない鳥で、北米では南アリゾナとテキサスのメキシコとの国境に近い Canyon でしか見られない珍鳥である。
         
        フサボウシハエトリ伸びをする
        伸びをするフサボウシハエトリ

        ​今年8月9日にフサボウシハエトリがカー渓谷 (Carr Canyon) に出現というニュースがネットに流れ、翌日さっそく確認に出かけた。Carr Canyon は我が家から最も遠いフィールドで、片道224キロ南に下ったメキシコとの国境沿いの渓谷である。鳥たちには国境などがないので、こうしたメキシコ・中南米種は自由に行き来することが出来るが、人間はそうはいかない。フサボウシハエトリが見れるスポットへ行く主要道路には国境警備隊の検問所があり、すべての車一台一台止められてチェックを受ける。また、「ここはメキシコからの違法入国者や麻薬運び人が徘徊するので十分注意するように!」という看板が所ところで目につくので少々緊張する鳥見となった。
         
        フサボウシハエトリとポンデロサ松
        ​五葉松の一種ポンデロサ松 (Ponderosa Pine) の林で静かに止まっていることが多いので、この小さなハエトリを見つけるのには少々苦労する。

        ​珍鳥フサボウシハエトリが出現したスポットは標高2260メートルの山頂のキャンプグラウンドで、10キロほどの未舗装の山岳道路を四輪駆動車で上がらなくてはならなかった。もともと鉱山用の道で、急斜面に造られてあり一車線の道路でスイッチバック運転をしなくてはならない。しかも、所々岩が露出してるばかりでなく、雨で土がえぐれてるので車の底を擦るのでは・・・とヒヤヒヤしながらの緊張したドライブを強いられた。
         
        フサボウシハエトリ急降下
        蛾を捕えようと枝から急降下するフサボウシハエトリ

        ​彼らのエサ捕りは高い枝に止まって飛んでる蛾や虫をフライングキャッチしては元の枝に戻るので、この時がこの小さなハエトリをじっくり見れるチャンスである。よく「ピーピーピー」というコールを繰り返すので、声を頼りに近づくと見つけやすい。
         
        フサボウシハエトリ蛾を捕える
        捕らえた蛾をくわえて元の枝に戻り食べ始める。

        ​フサボウシハエトリは Tyrant Flycatcher ( Tyrannidae ) の仲間で非常に気まぐれの鳥で、前年営巣した場所に次の年も再び営巣するとは限らない。昨年営巣した Ramsey Canyon には今年は雌一羽だけが現れ、一方、雄は一羽だけで Carr Canyon に現れた。はて!来年も現れるのか?・・・予測のつかない珍鳥である。

        マイフィールドの珍鳥及び希少種 2017年夏 その(2)

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          巣材運ぶバラノドカザリドリモドキ雌
          巣材を運ぶバラノドカザリドリモドキ雌 ( Rose-throated Becard )

          ​6月、何十年ぶりに南アリゾナで営巣してるのが確認されたバラノドカザリドリモドキのカップルは無事ヒナを育て終えた。ところが、その後、8月8日同じ雌雄が前回の巣の近くで再び巣作りを始めた情報がメールに入り、再度出掛けて自分の目で確認し、それからほぼ連日通って観察を続けた。2回目の巣は前回の巣から200メートルほど離れた所で、丁度川を挟んで反対側の岸辺に近い森の中であった。
           
          巣材を引っ張るバラノドカザリドリモドキ雄
          長い樹皮を引っ張り出す途中で、勢い余って枝から落ちそうになるバラノドカザリドリモドキ雄 ( Pachyramphus agiaiae

          ​この鳥の巣材運びを観察してると、紐のように細長く切れたハヒロハコヤナギ ( Cotton Wood ) の樹皮を一つ一つ巣の近くの高い枝の間に運び蓄えておき、適当な量になると一本一本そこから引っ張り出して巣に持って行ってる。これにたくさんの草や葉、蜘蛛の巣などを混ぜて接合してるようである。
           
          巣の屋根作りの雄
          自分の体長の何倍もある大きな吊り巣の屋根の部分を作ってるバラノドカザリドリモドキ雄

          ​巣作りは主に雌の仕事であるが、時には雄も手伝うことがあるようで、長い樹皮を一生懸命巣の外側に差し込んでる姿を見る。大きなフットボールの形をした球形の巣を,巣材を集め出してからたった一週間で作り上げてしまうスピードであった。
           
          樹皮を巣に押し込む雄
          薄くて長い樹皮を巣に押し込んでる雄。巣は見る見るうちに高くなっていく。

          ​バラノドカザリドリモドキはたいへん静かで、しかもゆったりとした鳥で、葉の茂った大きな木の枝に直立した姿勢で止まって、長い時間ほとんど動かずじっとしていることが多いので、繁殖期以外はフィールドでは非常に見つけにくい。
           
          バラノドカザリドリモドキ雄の飛翔
          樹皮を巣に差し込んでは、忙しそうにまた巣材探しに飛び立って行く雄

          ​地元の人たちの努力でほとんど手付かずの自然のままに保たれてるこの森は、南アリゾナのメインのバーディングスポットではないが、時々こうした希少種が現れることがあり、年に何回かはチェックする必要がある場所でもある。
           
          巣の上で葉を差し込む雄
          茶色の枯れ枝や樹皮を組み合わせた巣に、所々緑の葉を差し込んでいく。

          ​巣は高さ60センチ以上、直径30センチ以上の大きなもので、ハヒロハコヤナギ ( Cotton Wood ) の高い垂れてる枝先にぶら下がってる。常緑樹の林の緑にカモフラージュさせるため、巣の外側に緑色の葉を付けていくようだ。
           
          巣の出入り口を作る雌
          ​巣穴から頭を深く突っ込んで巣の内側を丁寧に作ってる雌

          ​彼らの大きな巣はまるでごみを集めたような粗雑なものであるが、出入り口の穴は底についてる。穴に入る時はホバリングしながら下から入っていくが、出る時は真っ直ぐ下へ飛び出して、周りの枝に止まることなくそのまま一直線に遠くへ飛んで行く。
           
          バラノドカザリドリモドキの巣
          地上から15メートルほどの高さにぶら下がってるバラノドカザリドリモドキの巣

          ​今年の後期サマー(モンスーンの夏)は例年以上に雨の量が多く、しかも暑い日が続いたため虫の出が良いので、この希少種バラノドカザリドリモドキは2回も営巣してくれた。そのおかげで6月中旬から8月中旬まで2か月間たっぷりこの珍しい美しいメキシコ種の巣作りを堪能することが出来た。
           
          巣の周りの風景と人物
          ​巣材を探しに低い枝に下りてきたバラノドカザリドリモドキを見るバーダーたち

          ​全米のバーダーたち憧れのこのメキシコの鳥が2回も営巣したのだから南アリゾナは大騒ぎとなった。色々な州から、又カナダやイギリスからのバーダーたちで巣の周りは連日大賑わい。多い時は10人から30人のグループもやってきた。鳥の観察だけでなく、それぞれの州の「鳥見自慢話」に花が咲き、巣の周りは賑やかであった。

          マイフィールドの珍鳥及び希少種 2017年夏 その(1)

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            バラノドカザリドリモドキ雄
            ​今年の夏、バーダーたちを夢中にさせたバラノドカザリドリモドキ雄 ( Rose-throated Becard )

            ​昨年の珍鳥騒ぎに続いて、今年も珍しい中央アメリカの鳥たちが南アリゾナに現れ、またまた大騒ぎとなった。そのうちの一つバラノドカザリドリモドキが6月18日に何十年ぶりに南アリゾナで営巣しているのが確認され、たちまち "e-bird" "AZ Tucson Audubon" などのネットに多くの人の情報が載り、私もすぐ車を走らせて現場へ赴いた。
             
            バラノドカザリドリモドキ雌
            ​バラノドカザリドリモドキ雌 ( Pachyramphus agiaiae

            雌は翼と尾が明るい赤茶で背中は灰色。頭の薄黒い色がアクセントとなって雄のように美しくはないが表情がとても可愛らしい。
             
            風景サンタクルーズ川
            バラノドカザリドリモドキの営巣が確認されたサンタクルーズ川 ( Santa Cruz River ) 

            ​営巣場所は我が家から車で1時間15分南へ下がったメキシコとの国境に近い国定歴史公園で、バーダーたちが常時鳥見をして報告を出してる所ではない隠れたスポットである。メキシコに上流を持つサンタクルーズ川は水量が豊富なので川の両岸は大きなハヒロハコヤナギ (Cotton Wood ) やマメ科の大木メスケ (Mesquit) , Pine-oak など、常緑樹の葉がうっそうと茂っている森で、まさにバラノドカザリドリモドキが好む環境となっている。
             
            羽繕いするカザリドリモドキ雄
            水浴びをして羽繕いするバラノドカザリドリモドキの雄

            ​体長18センチ、日本の河川の葦藁でよく見られるオオヨシキリ ( Acrocephatus orientalis ) と同じ大きさ。雄は美しいバラ色の喉とずんぐりした大きな黒い頭が特徴。主にメキシコから中央アメリカに生息しており、北米では南アリゾナと南テキサスの一部の地域でたまに見られる希少種である。亜種が多く、中央アメリカのコスタリカで見た亜種は雄でも喉にバラ色がなくただ灰色であったため美しい鳥とは思わなかった。
             
            羽繕いするカザリドリモドキ雌
            ​水浴びを終えて羽繕いするバラノドカザリドリモドキの雌

            ​巣にはすでに雛が孵化してるようで、小さな声が聞こえてくる。夜明けとともに親鳥はエサ取りを開始、頻繫にエサを銜えて戻って来ては雛にエサを与えている。午前8時過ぎごろ、朝日が高くなって森に日が差し始め、空気が温まって来ると親鳥の雛へのエサ運びは一段落して、自分たちの朝食そして水浴びに出かけ、暫く巣の近くには戻ってこない。
             
            バッタを銜えたカザリドリモドキ雄
            ​雛の好きなバッタを銜えて巣の近くに戻って来たバラノドカザリドリモドキの雄

            ​バラノドカザリドリモドキのエサの捕り方はフライングキャッチはあまりせず、主に大きな木の真ん中の葉がよく茂った枝で静かに動かず隠れるように止まって虫を探すか、あるいは背丈の低い大きな野草にしがみついてるバッタを捕ることが多い。時々雄、雌でコール(口笛に似た物悲しい声)し合いながらエサ探しをしている姿を見る。
             
            バッタを銜えたカザリドリモドキ雌
            バッタを雛に運ぶバラノドカザリドリモドキの雌

            ​川と森の間の草地にはバッタが大変多い。歩いてると足元から何十匹ものバッタが一斉に飛び上がってはまた草の上に落ちていく。その時に出る「パチッパチッ・・」という音が何も聞こえない静かな草地に良く響く。昔、日本で虫捕りをしていた子供の時に耳にした懐かしい音でもある。
             
            カザリドリモドキ雌の
            捕らえたバッタを銜えて巣へ飛んで行く雌

            ​バラノドカザリドリモドキは雛へのエサ運びを主に雌が行い、時々雄が手伝うかのようにエサ運びをしている。雄は主に巣の近くの枝にじっと止まっていて他の鳥が近づくと凄い剣幕で追い払っている。巣の近くには数組のレンジャクモドキ (Phainopepla / Phainopepla nitens) も営巣しており、時々雄がバラノドカザリドリモドキの巣に近づきチョッカイをかけている。

             

            砂漠の夏に咲くサボテンの花 2017年 (下)

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              Ocotillo
              初夏の砂漠の開けた岩のスロープでよく目立つオカティヨ ( Ocotillo ) 

              ​巨大サボテン・サワーロの花が咲き出す頃に、オカティヨの赤い花も砂漠に色を添える。Ocotillo は木のような細長い茎にたくさんの棘がついてるのでサボテンの一種と思う人が多いが、正式にはサボテンではなく、メキシコの " Boojum Tree " と同じ仲間。茎の棘は葉柄が落ちたもともとの葉が変化したものである。一年のほとんどが灰色で枯れた棘の棒のような姿をしているが、雨が降ると直ぐに美しい緑色に変化する。
               
              Flower of Ocotillo
              オカティヨ ( Ocotillo / Fouguieria splendens ) の花

              ​赤いオレンジ色の筒状の花の房は、細くて長い茎のてっぺんに咲く。花が咲いてる形がローソクのようなので別名 " Candle wood " " Coach whip " などと呼ばれている。ハミングバードが大好きな花で、よく蜜をホバリングしながら舐めている。
               
              Pink flowered Hedgehog
              ​パロベルで ( Paroverde ) の木陰にヘッジホッグサボテン ( Pink flowered Hedgehog / Echinocereus fasciculatus ) の花が咲く

              ​別名を「ストロベリーヘッジホッグサボテン」。花は紫色の淡紅色で幅10センチ、主に南アリゾナで見られるが、ツーソン近郊のソノラ砂漠では特に人目を惹くサボテンである。花は多くのサボテンの花と同じように、朝に開いて夜には閉じてしまう。
               
              Staghorn Cholla
              スタグホーンチョーヤ・サボテン ( Staghorn Cholla / Cylindropuntia versicolor

              ​太くて頑丈な木のように茂った幹、砂漠で見ていると大きな灌木に見えるが、これも立派なサボテンである。英名 " Staghorn " の由来は、節がある円柱の茎が鹿の角のように見えるところからきている。
               
              Flower of Staghorn Cholla
              スタグホーンチョーヤ・サボテンの美しい花。

              ​4月に入ると咲き始める赤い花は、カップの形をしていて幅2.5センチ程度と小さい。主に南アリゾナでしか見られないサボテンで、棘のある灌木のような木で、砂漠の鳥たちサボテンミソサザイ ( Cactus Wren ) やマルハシツグミモドキ ( Curve-billed Thrasher ) が好んで営巣する。大きな棘が外敵から卵や雛を守る役目をしているため・・・と思われる。
               
              flower of Engelmann Prickly Pear
              エンゲルマン・プリックリーペアー・サボテン (Engelmann Prickly Pear / Opuntia engelmannii

              ​プリックリペアーサボテンは低灌木のようであるが、幹のないこんもりしていて群生するサボテンである。別名「牛たんサボテン (Cow's tongue cactus ) 」、「円形サボテン ( Discus Prickly Pear ) 」と呼ばれてる。色々な種類があるが、南アリゾナが最も多い。レモン色のカップの形をした花は幅8センチ、花一つ一つは朝8時ごろ開き始めて夜8時ごろには閉じてしまう。
               
              American Kestrel on Saguaro
              ​サワーロ ( Saguaro ) のてっぺんに止まるアメリカチョウゲンボウ雄 ( American Kestrel / Falco sparverius

              ​種から成長して50年ぐらいしか経ってない若いサワーロサボテンはまだ花が咲いていない。樹木が少ない砂漠では鳥たちの恰好の止まり木である。アメリカチョウゲンボウは米国で最も小さい鷹で、古くは " Sparrow Hawk " と呼ばれていた。日本のチョウゲンボウより小さく、キジバトよりさらに小さい。砂漠には樹洞が少ないので巨大サボテン・サワーロにサボテンキツツキ ( Gila Woodpecker ) が穴をあけて巣に使った古い巣を利用することが多い。サワーロサボテンの穴から出入りする鷹の姿はまさにソノラ砂漠ならではであろう。

              砂漠の夏に咲くサボテンの花 2017年 (上)

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                サワーロと虹
                ​早朝の雷雨、虹がかかった巨大サボテン Saguaro (サワーロ)、朝日の光に浮き上がる黄色いパロベルデの花。

                ​春雷が激しくなりだすと、南アリゾナ・ソノラ砂漠の短い春は終わって夏となる。砂漠の夏は巨大サボテン・サワーロの花に囲まれる。そして、周りにはアリゾナの州の木である " Foothill Palo Verde " (パロベルデ / Cercidium microphyllum ) の小さな花が樹全体に咲く。葉が大変小さく幹や枝が緑色なので樹全部が黄色に輝いて見える。
                 
                サワーロとマリーゴールド
                キンセンカの仲間マリーゴールドの花とサワーロ

                ​サワーロの花が咲くころに明るく黄色い花をつける野草 Desert Marigold ( Baileya multiradiata ) 。背丈の高い茎のてっぺんに咲く菊に似た花である。トレールの両側にこの花が咲くと、まさに砂漠の夏の到来を感じる。
                 
                サワーロの蕾
                ​巨大サボテン・サワーロの枝、たくさんの蕾が大きく膨らんでいる。

                ​サワーロ(和名:弁慶柱、英名: Saguaro 学名: Cereus gigantea )はアリゾナ州からカリフォルニア州の南西部からメキシコ北部まで広がるソノラ砂漠、主にそこだけでしか見ることが出来ない巨大サボテンである。奇妙な人間に似た外観や野生的で想像的なイメージを持っているので大変人気がある。
                 
                サワーロ、サバクシマセゲラ
                ​サワーロの蕾が開き始めると砂漠のキツツキ・サバクシマセゲラ (Gila Woodpecker / Melanerpes uropygialis) が蜜を吸いに来る

                ​サワーロは非常に成長が遅く、砂漠の花や木がほとんどそうであるように、主に夏の「モンスーン期」(6月中旬から9月中旬)の3か月間に成長する。15年経過するとやっと30センチの高さとなるぐらいスローで、何と、花が咲くには75年以上経たなくてはならない。200年近く生存するが、150年以上経った立派なサワーロは、高さ15メートル以上になり重さは8トンもの大きさに成長する。
                 
                サワーロ全体に花
                大きなサワーロサボテンの全体に花がついて、まさに満開である。

                ​今年の冬と春は例年より少々雨が多く、サワーロや砂漠の木や花にとって大変ハッピーだったようだ。サワーロの頂上から枝先全部に花がびっしり咲くのも珍しい。ソノラ砂漠はアメリカ大陸において最も乾燥した土地の一つだと言える。真夏の気温は35度から40度、年間の降雨量は30センチ以下、しかも冬場は朝方零下5度以下という日もあって実に厳しい。サワーロはそんな環境に置かれてるので成長が非常に遅い。
                 
                サワーロ5つの花
                アリゾナの「州の花」サワーロ、蝋細工の花のようである。

                ​サワーロの花は大きさ(幅)9センチほどの白い蝋質の花弁で、中央部にはぎっしりと花粉がついている。花は午後遅く咲き始め翌日の午後早く終わってしまう、たった24時間の命である。花が咲き終わり赤い果実がなる頃には、乾燥した「ドライサマー」も終わって激しい雷雨をともなう「モンスーンサマー」に入る。
                 
                サワーロ、下に向いた花
                サワーロには珍しい、低くグラウンドに向かって咲いてる花。

                ​サワーロは樹木のような大きなサボテンであるが、根は浅く横に広く張っている。そして互いに水分の奪い合いをしないようにするため、一本一本の間隔が均等でしかも遠く離れている。「モンスーン期」の砂漠で荒れ狂う夏の嵐は、雷雨をともなった大量の雨を降らせる。この雨は砂漠の「生きもの」にとってまさに天の恵みで、サワーロも巨大な幹のゼラチン質の細胞で750リットルもの水分を吸収し、翌年の乾期に備える。
                 

                雛を連れたアメリカワシミミズク 2017年夏 (下)

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                  ワシミミズクの雛と親
                  ​私を睨み付ける雛、人の存在など全く感知しない親

                  ​アメリカワシミミズクはヨーロッパで見られるワシミミズクと近い種類であるが、体長は56センチと少々小さい。大きな耳の羽毛が立っているので識別は簡単であるが、体の色が森の木の幹や山の斜面の岩に同化して非常に見つけるのに苦労する。英名の " Great Horned " (大きな角)は冠毛で " Plumicorus " と呼ばれる耳の羽毛である。
                   
                  ワシミミズク雛じっと睨む
                  ​親がえさ捕りの間、残った雛はじっと私と睨めっこ。

                  ​一羽になった雛は心細そうな顔で時々大きな声で「シー」と鳴き、鋭い金切り声を出しながら一人前に私を威嚇してくる。巣やヒナを守る親はもっとアグレッシブで、近づく敵に対して容赦ない攻撃をしてくる。もちろん人を襲うことがあり、鋭い爪で頭や顔を狙ってくる。
                   
                  ワシミミズク雛片目つぶる
                  雛はそろそろ疲れて来たのか、眠そうに片目をつぶる。

                  ​雛の行動を見ていると実に面白い。私をじっと見つめながらカメラのシャッター音に首をかしげ、周りをぐるりと見渡したり、私一人しか居ないのを確かめると目をつぶり始めナップする。親について夜の獲物探し獲物捕りは、雛にとっては相当の重労働であろう。
                   
                  ワシミミズク親両目閉じる
                  エサ探しに疲れたのか、両目をつぶって眠そうな顔をしている。

                  ​アメリカワシミミズクは大きな木に作られてる鷹やワタリガラスの古巣を利用して営巣することが多い。しかし、南アリゾナは巨大サボテン・サワーロ ( Saguaro ) の数が特に多いので、サワーロサボテンを利用するモモアカノスリ ( Harris's Hawk ) の古巣をもっぱら利用している。葉もないまる裸のサワーロサボテンの人の腕のような枝に作られた巣に,フクロウが座っている姿は南アリゾナ独特な光景で面白い。
                   
                  ワシミミズク雛飛ぶ姿
                  雛は少しづつ飛ぶ練習をしながら、保護区の奥へ移って行った。

                  ​一週間、毎朝楽しませてくれたフクロウの親子の姿も、この雛の飛ぶ後ろ姿を最後に、翌朝からは見られなくなった。無事に大きく育って、来年の春には親と同じように屋根に来て鳴いてくれることを願う。ワシミミズクは子供の絵本をはじめ、小説や映画にもよく出て来る人気者であるが、アメリカインディアンの戦士たちは、アメリカワシミミズクの「力強さ、勇気、美しさ」を称賛した。又、私が住んでる " Pima " 郡のインディアン " Pima " 族たちは、夜アメリカワシミミズクが飛んでいる姿を死んだ戦士たちの亡霊と信じていたようだ。

                  雛を連れたアメリカワシミミズク 2017年夏 (上)

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                    アメリカワシミミズク親前向き
                    アメリカワシミミズク ( Great Horned Owl ) 

                    ​アメリカワシミミズクは北米全域で見られる最もポピュラーなフクロウで、新大陸、アラスカの北極圏から南アメリカまで幅広く生息している。子供の時に見たディズニーのアニメ映画「バンビ」に森の博士として出てきたのを思い出す。そして、絵本にも数多く描かれてるので、子供たちにも人気がある身近なフクロウでもある。
                     
                    アメリカワシミミズク親後ろ向き
                    顔を真後ろに回して警戒するアメリカワシミミズク ( Bubo virginianus

                    ​私が住んでる南アリゾナはアメリカワシミミズクの数が特に多く、繁殖期が始まる3月中旬ごろから6月初旬まで毎晩のように我が家の屋根に来て低い声で「ホッホ・ホーホー」と鳴いている。時々寝室の横の塀の上で明け方に鳴かれることがあって、たびたび起こされることがあり、「煩いなー、勘弁してくれよ!」と思わず怒鳴りたくなるほど大変身近な鳥である。何しろ鳴き声の英語による聞きなしが " You awake? " " Me too ! " で、和訳すると「目が覚めた?」「私も覚めたよ」というぐいだから、仕方ないかも・・
                     
                    アメリカワシミミズク親と雛
                    ​じっと私を見つめるアメリカワシミミズクの親子

                    ​今年も3月の終わりごろから毎晩屋根で鳴いてくれたアメリカワシミミズクが6月初めの早朝、庭に隣接する「野生生物保護区」の大きな木に雛を連れて現れ、一週間、毎朝親子の仲睦まじい姿を楽しむことが出来た。「雛が生まれ、無事育てたヨ」と自慢げに見せに来てくれたような感じがして、実に嬉しい連日の朝だった。
                     
                    アメリカワシミミズク雛伸びする
                    翼を広げて伸びをするヒナ

                    ​アメリカワシミミズクの雛は10週間ぐらいで飛べるようになり、数か月間は親についてエサ捕りの方法を会得していく。フクロウの中でも最も「力」のある種類で、主に脊椎動物を捕り、自分よりも大きいボブキャット(野生の猫)、スカンク、ヤマアラシ、ウサギなどを狙うこともしばしばある。
                     
                    アメリカワシミミズク雛枝登る
                    ​雛は親に負けない太い脚を使って枝を登り始める

                    鳥の雛も人間の子供と同じようにひと時もじっとしていない。常に足を動かしたり、首を回したり、枝を登ったり下ったりヨロヨロと千鳥足で危なげに歩き回り、今にも木から落ちるのでは・・・と見ていてハラハラしてくる。
                     
                    アメリカワシミミズク親に甘える雛
                    親子で語り合ってるような微笑ましい姿

                    ​アメリカワシミミズクは夜行性であるが、時々は日中でもエサ捕りをする。特に雛を育ててる時は、夏の太陽がさんさんと照りつける暑い昼間でも盛んにエサ捕りする姿を見ることがある。雛の食欲はおおせいで、夜の狩りだけでは間に合わないのかもしれない。

                    暑中見舞い 2017年夏

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                      トロゴン1横向
                      北米では南アリゾナでしか見られない美しい夏鳥ウツクシキヌバネドリ ( Elegant Trogon ) 

                      ​暑中お見舞い申し上げます。
                      南アリゾナの夏は4月、5月、6月の「ドライサマー」と7月、8月の「モンスーンサマー」の前期と後期2回に分けられてます。今年の「ドライサマー」の6月は40度以上の日が2週間以上も続き、しかも湿度10%以下(時には3%台)というまさにカラカラの「ドライサマー」でした。あまりにも乾燥した猛暑なのでアリゾナ州、隣のカリフォルニア州、ユタ州などでは何か所にも渡って大規模な山火事が発生、そのほとんどが一か月以上も燃え続け、一時は私のところからも煙が見えました。7月に入って「モンスーンサマー」になり、メキシコから湿った空気が入ってきて砂漠の乾いた高熱の空気とぶつかって積乱雲ができ、ほぼ毎日のように激しいスコールが降ります。雷を伴った雨は「ゲリラ集中豪雨」のような降雨で、短時間に多量の雨が降って砂漠からの鉄砲水が流れ、あふれだしそれが道路に溜まってしばしば交通止めとなります。でもこの雨は砂漠の「生きもの」にとっては嬉しい恵みの雨です。草木は生き返ったように新しい芽を出して花が咲きます。そして、砂漠の鳥たちは2回目の子育てをするので、この時期を " Second Spring " (2回目の春)と呼ばれてます。
                       
                      トロゴン2正面 
                      ​キャニオン ( Canyon ) と呼ばれる緑深い山の渓流沿いで見られる夏鳥のウツクシキヌバネドリ ( Trogon elegans

                      ​真夏になると砂漠での鳥見は危険を伴うこともあり、私のフィールドも2000メートルを超す山々のキャニオンへ移り、主に森林で鳥見を楽しみます。南アリゾナの森林のシンボルの鳥と言えばウツクシキヌバネドリ(通称トロゴン)でしょう。大きさはキジバト ( Streptopelia orientalis ) とほぼ同じで、胸から下腹にかけての鮮明な赤、首から背中にかけての絹のような光沢をした青と緑は実に美しい。独特な低いしゃがれ声で切れ目なく続く鳴き声は森の中から聞こえてくるが、なかなか姿が見れないことが多い。
                       
                      トロゴン3後姿
                      ​ウツクシキヌバネドリはほぼ直立姿勢で、長い尾を真っ直ぐ下へたらして置物のように動かず長い時間高い枝に止まっている。

                      ​この鳥は涼しい深い森の渓流沿いの大きな鈴懸の樹やオークの樹を好み、それらの樹洞に営巣する。繁殖期に入る直前の5月の早朝には、オスがしゃがれ声で低く「クワークワー」と繰り返し鳴きながら渓流沿いをメスを求めてパトロールをする。そして、近くの枝にポッと止まることがよくあるので、一番この鳥を見れるチャンスが多い。ウツクシキヌバネドリの数は多くないが、私のフィールドの一つにしてるマデラ渓谷 ( Madera Canyon ) には、今年の報告では3組のカップルが営巣しているようである。7月8月の「モンスーン期」の山での自然探索は集中豪雨はもちろん落雷(森の高い木にはよく落ちる)に十分注意をし、常に天気予報を見ながらの歩きなので非常に疲れる。それでも双眼鏡をぶら下げて早朝から山に入ると、全米各地からの同じような仲間が歩いており情報交換に忙しい。


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