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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

パティオの花のポットにズアカカンムリウズラの巣 2018年夏(その3)最終

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    バケツから出るズアカカンムリウズ雛

     バケツの中の雛たちを親の近くに戻してやる。

     

    花のポットの巣から取り出し、バケツに入れた巣立ちしたての雛たちを、警戒しながらウロウロ歩いてる雄雌の親の近くに放してやる。元気に勢い良くバケツから飛び出して走る雛(右の赤い矢印)、また、巣から出れず、数時間格闘して疲れ果てたのか・・・ヨタヨタ出て行く雛(左赤い矢印)、ほとんど警戒心もなくゆっくり歩いて行く雛・・・と色々個性があって見ていて面白い。

     

     

    雄親と雛2羽

    雌親の傍に速足で走って行く雛(左)、パニックに疲れたようで、目を閉じて半分眠りながら歩いて行く雛(右)。

     

    バケツから出た雛たちは、親の姿を見て安心したらしく直ぐに落ち着いた。また、雄親も鳴くのを止めて雛が傍に来るのをじっと待っていた。一方雌親は、ポットに戻り巣に残ってる雛は居ないか・・・?と最終チェックをしている姿には大変驚いた。

     

     

    庭歩くズアカカンムリウズラ雛1

    何処に親が居るのか判らず、親を求めて反対方向へ歩き始めた雛。8羽も雛がいると、親も目が行き届かない。

     

     

     

    どの世界にもドジな奴は居るもんで、どんどん親の居る方と逆に歩く雛。仕方なく私が手をゆっくり振り、親の方へ誘導してやらなくてはならない。これも今回のレスキュー作戦の一環でもある。

     

     

    雌親と寝るズアカカンムリウズラ雛

    庭の片隅で、巣立ち後最初の夜を過ごす雌親と雛たち。

     

    巣離れがすっかり遅くなり、暗くなってしまったので庭から出ることが出来ず、ホップブッシュの根元で雌親にくっついて雛たちは眠り始めた。時計を見ると午後7時半、2時頃の雛の誕生から始まって何と5時間以上に渡った巣立ちの格闘であった。翌朝、太陽が昇る前の薄暗い時に庭をチャックすると、ウズラの親子の姿は全く見られなかった。外敵がたくさんいる砂漠に出て行った雛8羽、無事育ってくれることを祈るだけである。

     

     

    滝の水飲むズアカカンムリウズラ親子

    巣立ち一週間後、雌親に連れられた雛3羽が水場に現れた。

     

    ズアカカンムリウズラの雛たちが巣立ちして庭を離れてから一週間後、親に連れられた雛3羽が庭に現れ、30分間ほど水場で水を飲みゆっくりエサ取りして庭を出て行った。親子が無事であったことでホッとして胸を撫で下ろす。秋になると、彼らは他のカンムリウズラの家族と一緒になり大きな群れで冬を越す。冬にトレールを歩いていると、足元から「ブルルル・・・」という大きな羽音を立てて一斉に群れが飛び立つことがあり、その凄い音にびっくりさせされる。

     

     

    滝の水飲むズアカカンムリウズラ雛

    うまそうに水を飲む雛たち。

     

    雛たちはどうしているのかな・・・?と思いながら毎朝巣のあったポットを見ていたが、やっと無事に少し大きくなった姿を見せてくれたのには感激した。しかし、8羽巣だっていった雛がたった3羽しか残ってないのには少々がっかりした。何しろズアカカンムリウズラの平均寿命はたった1.5年の短さで、しかも最初の半年の死亡率が非常に高いので、雛にとってはなかなか厳しい一生である。アリゾナ州では今でも狩猟鳥で、秋から冬のハンターシーズンの125日間だけ、一人一日当たり15羽限度で狩猟が許されている。


    パティオの花のポットにズアカカンムリウズラの巣 2018年夏 (その2)

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      ズアカカンムリウズラの卵

      雌が巣に座り始めて15日目、5月20日に卵が8個となった。

       

      ポットのズアカカンムリウズラは、一日、時には2日に一個の割合で卵を産んでいった。通常平均12個から14個の卵を産むが、今回は8個と少ない。冬の間がドライかウエットによって卵の数が違ってくるようで、ウエットの冬は卵の数は増えるが、昨冬は雨があまり降らなかったためか・・?たった8個と少ない。

       

       

      孵化したズアカカンムリウズラの雛

      雌が抱卵し始めて21日目の6月10日、卵が孵って雛が誕生

       

      雌が本格的に抱卵し始めて18日目頃から巣に座ってる時間が長くなり、朝から夕方5時近くまで、何時エサ取りに出て行くのだろう?・・と心配になるぐらい長時間座っていた。しかし、雛の孵化には卵の表面の温度が32度から38度がベストで、気温が低い朝から午前中はしっかり座って卵を温めていたが、昼、大気が40度近くになると雌親は座るのを止めてポットの淵に上がり卵の表面を冷やしてる様子だった。また、気温が高くなるとエサ取りに出掛けてしまって、外気温が下がる夕方遅くまで長時間巣を留守にすることも多かった。

       

       

      巣から出ようとするズアカカンムリウズラの雛

      雛はエレファントツリーの生い茂った枝の間から何とかポットの外へ飛び出そうとジャンプを繰り返す。

       

      卵はほぼ同時に次から次へと2時間で全て8個が孵化した。生まれた雛は全身羽毛に覆われて、足も大きくしっかりしていて直ぐ活動が出来る状態だった。雛は孵化したその日のうちに巣を離れ、雄雌の親の誘導に従ってエサ取りを開始する。ズアカカンムリウズの主食は植物の種子、果実、昆虫類であるが、雛は小さな虫が主な食べ物となる。しかも、親から餌を与えられるのではなく、親が虫を捕る動作をよく見ていて、見よう見まねで虫の取り方を身に着けていく。

       

       

      ポットの上ズアカカンムリウズラ雄雌

      ポットから出ようと必死に奮闘してる雛に雌親と雄親は巣の上から声を掛けて励ましてる。

       

      孵化した雛は出来る限り早く親と一緒に巣から離れないとならない。割れた卵は雛の匂いがするので、外敵(コヨーテ、ボブキャット、ヘビ等)が近づく危険性が高いためである。しかし、巣の場所が雛にとって直ぐ歩いて離れることが出来ないタフな場所なだけに、雛もどうしてよいのか判らずパニック状態となってしまった。

       

       

      ベンチから飛び上がるズアカカンムリウズラ雄

      なかなか巣から離れられない雛に、雄親も少々パニックとなり、「クークー」鳴きながらベンチから何回も飛び上がり空中でバタバタ羽ばたいていた。

       

      ポットの中で雛はパニックになって走り回りジャンプしながら「ピーピーピー」と鳴く。その声と巣のポットの周りで「クークークー」「コケッコー」とうるさく鳴き合う雄親、雌親の声が重なり合って庭は騒然となり、大騒ぎとなってしまった雛の巣立ちである。

       

       

      木のてっぺんで鳴くズアカカンムリウズラ雄

      高い枝の天辺に飛び上がって雛たちを呼び続ける雄親。

       

      巣の場所が地上から少々高さのあるポットで、しかも植えられてるエレファントツリーの枝と葉が被さるように覆っていて、雛がジャンプしても抜け出せる隙間がない。雛にとっては悪い状況であり、しかも日照りの日中のさなかで、巣立ちに少々時間がかかり過ぎてるので我々も少々心配になってきた。

       

       

      手でポットから雛を取出す

      レスキュー作戦開始、一羽一羽を丁寧に優しく巣から取り出す。

       

      卵が孵化して2時間以上経過しても雛たちは巣から出れず、生まれたてで何も食べてない雛にとって体力の消耗が心配なのと、夜になって暗くなってしまうと巣から離れられなくなる・・・と思い、以前ウズラに詳しい鳥仲間から聞いていたレスキューアドバイスを思い出し、巣から雛を取り出す救出作戦に取り掛かる。

       

       

      バケツに入れられたズアカカンムリウズラ雛

      巣から取り出した雛8羽をバケツに入れる。

       

      密集してるポットの枝の間から手を差し入れ、雛一羽一羽を摑まえバケツに入れていく。何時間もパニックだった雛も、さすが疲れたらしくバケツの中でぐったりしていた。全員8羽全て居ることを確認して、親が鳴きながら右往左往している所の近くまで雛を持っていく。


      パティオの花のポットにズアカカンムリウズラの巣 2018年夏 (その1)

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        ズアカカンムリウズラ雄正面
        南アリゾナ・ソノラ砂漠のシンボル、ズアカカンムリウズラ雄 ( Gambel's Quail / Callipepla gambelii )

        ズアカカンムリウズラは南アリゾナ、南カリフォルニアなどアメリカ南西部からメキシコ北部にかけての乾燥した荒地や草原に生息する、新世界(アメリカ大陸)のウズラの仲間である。全長28センチ、日本のウズラ ( Coturnix japonica ) よりずっと大きく、コジュケイ ( Bambusicola thoracica ) よりもさらに大きい。翼は丸くて短いので飛ぶより歩くのが得意である。しかし、危険が迫った場合は翼を素早く羽ばたかせその「力」で思いっきり飛び、ゆっくりと滑空してグラウンドへ下りて逃げて行く。
         
        塀の上を歩くズアカカンムリウズラ
        庭の高い塀の上を歩くズアカカンムリウズラ雄


        繁殖期になると、群れを離れた雄と雌がペアーとなって行動する仲睦まじい姿が見られる。雄は庭でエサ取りする雌を常にエスコートするために高い所から見守っていることが多い。雄は頭が鮮やかな赤茶色で黒い顔、そして頭から突き出した「涙」の形をした羽毛が大変愛嬌がある。雄のコールの良く響く「コケッコー」は " Sound of the Desert " と言われ親しまれている。古い映画、西部劇の背景音には必ずこの鳴き声が入っていたのを思い出す。英名 " Gambel " (ギャンベル)は19世紀の博物学者の名前からとられた。
         
        屋根の上ズアカカンムリウズラ
        屋根の上から庭を見下ろすズアカカンムリウズラの雌

        4月に入ると、雄と雌のペアーが一緒に二羽でテリトリーの家の周りや庭をよく歩き回り、時には高い屋根に上がって巣を作るのに適した場所を探したり、周りの安全性、外敵(鷹、ボブキャット、コヨーテ、ヘビ)の動きを何日間も掛けてよーく観察している。
         
        パティオの巣ズアカカンムリウズラ
        ズアカカンムリウズラが巣を作ったパティオのポット(赤い矢印)

        ズアカカンムリウズラは小さな灌木の根元やよく茂った大きな草の根元に巣を作るが、時には人家の庭の大きい花のポットに巣を作ることが結構ポピュラーなようである。今夏、我が家のパティオのエレファントツリーが植えられてる大きなポットの中に巣を見つけ大変驚いた。しかもその場所は家の中から出入りするドアーの真横で、夜はランプの光に照らされる明るい所だから、なおさら信じられなかった。
         
        ズアカカンムリウズラ雌
        パティオで談笑してる我々を横目で見ながら少しづつ巣に近づいて来るメス

        パティオは朝コーヒーを飲んだり、時には昼食を取ることもあり、夕方には友人達と大声で歓談することもちょくちょくある我が家の生活圏であるが、雌親は一向に気にせずびくともしないで近くまで寄って来る。雌が巣に座り始めた最初の頃、巣があることに気が付かずじょうろで上から水を撒いた時はさすがびっくりしてバサバサ・・・と飛び上がって一気に庭の外へ飛んで行ったが、数分後には巣に戻って来て何事もなかったかのように再び座り始めていた。
         
        ポットの上ズアカカンムリウズラ雌
        巣のあるポットに飛び上がった雌

        雌がエサ取りのため巣から離れる動作が面白い。エサ取りに巣を離れる時は、巣から一気に飛び立ち真っ直ぐ100メートルぐらい平行に飛んで大きな木の高い枝にダイレクトに止まる。エサ取りが終わって巣に戻って来る時は、周りを警戒しながらゆっくり歩いて巣に近づき、安全を確かめた上でヒョイッとポットに上がって座り始める。
         
        巣に座るズアカカンムリウズラ雌
        巣に座り始めた雌

        ズアカカンムリウズラの巣は非常にシンプルで、ポットの土を少し掘って窪地を作り、そこへダイレクトに卵を産んでいた。雌が巣に座ってる時間は、最初のまだ卵がない間は昼の短い時間だけで、夜は巣を離れ庭から出て行って近くの大きな木の根元で寐ているようだった。卵が産まれるとさすが夜はずっと座っていた。エサ取りは朝、午前中、午後、夕方の寝る前の4回で、それぞれ1時間ぐらい巣を留守にする。

        庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その7・最終)

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          Says Phoebe 1

          夕陽の弱い光が当たる柵の欄干で休むチャイロツキヒメハエトリ ( Say's Phoebe )

           

          北米で見られるツキヒメハエトリ(英名 Phoebe / フィービー)は3種類で、そのうち、アリゾナから西側で見られるのはこのチャイロツキヒメハエトリとクロツキヒメハエトリ ( Black Phoebe ) の2種類である。この2種類とも我が家の庭に来るが、四季を通して一年中庭に来てエサ取りするのはこのチャイロツキヒメハエトリである。

           

           

          Says Phoebe 2

          上目づかいで空中を飛ぶ虫を狙うチャイロツキヒメハエトリ ( Sayornis saya )

           

          チャイロツキヒメハエトリの虫捕り方法は大変アクティブで、虫めがけて空中を矢のように飛んでキャッチしたり、虫を見ながらホバァリングして舞い降りるように飛び掛かって捕えることもある。庭ではよーく口笛のようなもの悲しい音色で「ピーピー」と鳴ので、家の中に居てもエサ捕りに来てるなーとすぐわかる。

           

           

          Black-tailed Gnatcatcher

          灌木の細い枝先に止まって休むオグロブユムシクイ ( Black-tailed Gnatcatcher / Polioptila melanura )

           

          キクイタダキと同じ大きさで尾の長いオグロブユムシクイは家のまわりで一年中見られるが、フィーダーに来る鳥ではないので、庭には木の花に付く虫を捕るために午前中の早い時間に来ることが多い。「ジェージェージェー」という独特の地鳴きをしながら草花を飛び渡り、細い茎にも軽々と止まって虫を探したり、時には空中でフライングキャッチもする。

           

           

          Harriss Hawk

          煙突に止まり、庭でエサ取りしている小鳥たちを狙うモモアカノスリ ( Harris's Hawk / Parabuteo unicinctus )

           

          モモアカノスリは南アリゾナと南テキサスの一部の砂漠でしか見られない鷹で、よく道路わきの電柱やフェンスに止まっている。日本全国で見られるノスリ ( Buteo buteo ) と同じ大きさの鷹で、朝早くに、ちょくちょくお気に入りのこの煙突に止まってしばらくじっとしていることがある。

           

           

          Western Screech Owl

          庭の片隅のローズマリーの木の根元で眠る西アメリカオオコノハズク ( Western Screech-Owl / Otus kennicottii )

           

          この西アメリカオオコノハズクは北米の東側で見られる東オオコノハズク ( Otus asio ) とは別種で、アリゾナからカリフォルニアにかけての西側でしか見られない。夜行性なので、夜、庭のベンチや屋根に止まっているのを窓越しにちょくちょく見ることはあるが、庭の片隅のしかもグラウンドで昼に寝ている姿は今年初めて見た。何もされないと判っているのか、夕方エサ捕りに飛び立つまでじっと動かずに寝ていた。たぶん、ローズマリの木が独特の匂いを出すので、多くの動物が嫌って近寄らないのをフクロウは判っているのかもしれない。


          庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その6)

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            Ash-throated Flycatcher 1

            連日の暑さに口を開けて耐えるハイノドヒタキモドキ ( Ash-throated Flycatcher ) 。

             

            ハイノドヒタキモドキはアリゾナに夏鳥として中南米からやって来る渡りである。営巣するレンジが砂漠の低灌木の林から2500メートルを超す常緑針葉樹林の山岳地帯までと大変広いので、庭でエサ取りする姿が見られるのも春の終わりごろの一時期だけである。

             

             

            Ash-throated Flycatcher 2

            塀の上から家の中を窺うハイノドヒタキモドキ ( Myiarchus cinerascens )

             

            英名の Flycatcher (フライキャッチャー)と称するハエトリ類のエサ取り方法は、枝から飛び上がって空中で虫を捕ってはまた元の枝にもどるやり方が多い。しかし、ハイノドヒタキモドキは枝の上でホバリングしたり、飛び降りたり、また枝から急にまっすぐ前に飛び出したりしながら虫を捕るが、元の枝に戻ることは珍しい。そして空中だけでなく、時にはグラウンドに下りて虫捕りをすることもある。

             

             

            White-winged Dove

            警戒しながら欄干を歩くハジロバト ( White-winged Dove / Zenaida asiatica )

             

            毎年6月になると中南米からアリゾナに渡って来る夏鳥である。一日中よく鳴くハトで、真夏の40度を超す炎天下でも、のんびりした独特な調子で「フオッフオ、フオッフオー」と鳴いている。一年中全米で見られるナゲキバト ( Mourning Dove ) と違って、庭のフィーダーに来るハトではないがよく庭の水場にやって来る。非常に水を必要とするので、水を求めて時には30キロ以上も飛んで行くことがある。8月中旬になると、群れを作り始め、30羽以上で空を力強く飛んでいることがある。これは冬を過ごす南米へ渡って行く飛行準備と思われる。

             

             

            curve-billed Thrasher

            柵の欄干に止まるマルハシツグミモドキ ( Curve-billed Thrasher / Toxostoma curvirostre )

             

            主に南アリゾナと南テキサスでしか見られないマルハシツグミモドキもソノラ砂漠では庭の鳥である。四季を通して、一年中庭でエサ取りしたり水場で水浴びしたりしている。日本のツグミよりずっと大きく、朝は一番早く、夕方は一番遅くまで鋭い声で「ホイホイホイ・・・」と鳴く。毎年柵のすぐ前の Cholla サボテンに巣を作り子育てをしている。

             

             

            Rock Wren

            エサ取りの合間に杭に止まって休むイワサザイ ( Rock Wren / Salpinctes obsoletus )

             

            日本のスズメより少し大きい。冬の間から春にかけて毎日のように庭に来てエサ取りをする。灌木の下や家のまわり、屋根瓦、雨ドヨなどで盛んに虫を探す。「ピリリ・・・ピリリ・・・」と鳴きながら短い尾を上げ、腰を振ってエサ取りする姿は見ていても実に可愛い。夏が近づくと、営巣のために山の岩場へ移って行き庭から姿を消す。


            庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その5)

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              庭木に止まるノドグロヒメドリ

              シダの仲間テキサスエボニーでこじみに囀るノドグロヒメドリ ( Black-throated Sparrow ) のオス。

               

              ノドグロヒメドリは主に南アリゾナに住む美しいヒメドリで、長期間水を飲まなくても生きていけるまさに砂漠の鳥である。砂漠の鳥たちは棘の木を好むので、庭にはテキサスエボニーのような棘のある小灌木を多く植えてある。

               

               

              欄干に止まるノドグロヒメドリ

              柵の欄干で高らかに囀るノドグロヒメドリ ( Amphispiza bilineata ) のオス。

               

              ノドグロヒメドリはいわゆるフィーダーに来る庭鳥ではなく、グラウンドの虫を捕りに庭へ入って来るので、あまり長い時間庭には居ない。囀りは鈴の高い音色に近い美しい声である。大変好奇心が強い鳥で、アメリカのバーダーがよくする " Pishing " (唇でピシピシピシ・・・という音を出すこと)をすると、すぐ目の前のよく見える枝先に出てきてこちらをじっと見る。

               

               

              ヒメキンヒワの雄 1

              セージの小さな花の実を食べるヒメキンヒワ ( Lesser Goldfinch ) のオス。

               

              朝、昼、夕、一日に少なくとも3回は4羽から5羽の群れで庭にやって来るヒメキンヒワ、日本に冬鳥として渡来するマヒワ ( Carduelis spinus ) より小さい。南テキサスから南アリゾナ、カリフォルニアにかけての広い地域でごく普通に見られる。

               

               

              ヒメキンヒワの雄 2

              横になったり逆さまになったり、小さな草花の種を取るヒメキンヒワ ( Carduelis psaltria ) 。

               

              好物の小さな草花の種子を食べる時は、非常にアクティブに軽業的な動きをするので見ていても楽しい。太くて頑丈な嘴で実の果肉を取り除き中にある種を食べる。近くに寄ると「クシャクシャクシャ・・」という食べる音が聞こえてくる。庭の草花は花が終わって実がなる頃は雑草のようになって庭が汚らしくなるが、これを食べに来るヒメキンヒワのことを考えると、刈り取ることも出来ずにしばらくそのままにしておく。

               

               

              ヒメキンヒワの幼鳥

              杭に止まるヒメキンヒワの幼鳥。

               

              ヒメキンヒワは小さくて仕草が可愛いのと、アメリカムシクイに似た元気あふれる囀り、そして花が終わった後の小さな種を大量に食べてくれるので庭を持ってる人にとっては非常に人気がある。また、彼らは大変人懐っこくて、私が庭の手入れをしている時でも驚いて飛んで行かず、庭端の杭の上に止まって横目でチラチラ見ながら私が作業を終えるのをじーと待っている。作業を終えて家の中に入ると、すぐエサ場に戻って再びエサ取りの続きをし始める。


              庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その4)

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                滝とハミングバード

                滝の流れる水に足をつけて水浴びを始めるハミングバード。

                 

                年間の雨量が少ない砂漠で生活する「生きもの」にとって、きれいな水は非常に大切なものである。彼らにこの貴重な水を常時与えられるよう、自然の岩を利用した小さな水の流れを造ってもらった。その効果あって、昼夜、色々な「生きもの」が水を飲みに来るし、鳥たちは水飲みだけでなく水浴びもして行く。特にフィールドではなかなか見れるチャンスがないハミングバードの水浴びも目の前で見られるし、岩を伝わって流れる水音は心を癒やしてくれる。

                 

                 

                滝とナゲキバト

                滝の水をうまそうに飲むナゲキバト ( Mourning Dove / Zenaida macroura )

                 

                ほぼ全米一帯でごく普通に見られるハトで、日本のキジバト ( Streptopelia orientalis ) より少し小さい。夜が明けると同時に庭に来て、もの悲しい声で「ウーワオ、ホーホーホー」と鳴く。目覚めの悪い朝など、フクロウによく似たこの暗い声を聞くと、またベッドに戻って眠りの続きをしたくなる。

                 

                 

                滝に足をつけるルビーキクイタダキ

                警戒しながら枝移りし滝へ飛んで来たルビーキクイタダキ ( Ruby-crowned Kinglet )

                 

                日本で見られる最小の鳥キクイタダキ ( Regulus regulus ) とほぼ同じ大きさで、メスなので頭頂のルビー色がない。鳥たちが水場に来る時は非常に警戒心が強い。葉が茂る灌木を、まわりの様子を伺いながら時間を掛けて枝移りして来る。

                 

                 

                水浴びするルビーキクイタダキ

                滝で水浴びを始めたルビーキクイタダキ ( Regulus calendula )

                 

                ルビーキクイタダキはほぼ全米に生息しているが、我が家の庭に来るのは主に冬の間だけで、春後半になると北へ渡って行ってしまう。渡り前の「化粧直し」というところか’’’’’’’’’’?

                 

                 

                水浴びするルビーキクイタダキ2

                ついには顔から体すべてを水につけての行水。

                 

                秋になるとルビーキクイタダキは冬を過ごすため南アリゾナの砂漠に下りて来る。庭に現れ始める頃はまだ警戒心が強くてなかなか水場に来ないが、日が経って春ともなると庭にもすっかり慣れて、ポーチのソファーでカメラを構えていても特別驚かず、ゆっくりと目の前で水浴びをしていく。しかし、水浴びする時間は大変短くまさに「カラスの行水」であるが、水場が安全と判ると何回もやって来る。


                庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その3)

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                  屋根上のズアカカンムリウズラ3羽

                  屋根の上を歩くズアカカンムリウズラ ( Gambel's Quail ) のオスたち。

                   

                  飛ぶことよりグラウンドを歩いたり走ったりするのが得意なズアカカンムリウズラ。ところが、繁殖期が近くなると、屋根に上がり、独特な「コケッゴーゴー、コケッゴーゴー」と鳴きながらテリトリー宣言をする姿が見られるようになる。

                   

                   

                  ズアカカンムリウズラ、オス

                  屋根の上から私を見下ろすズアカカンムリウズラ ( Callipepla gambelii

                   

                  カンムリウズラが屋根の上から庭で水まきしてる私をじーと見下ろしてるのに最初気がついた時はやはりびっくりした。南アリゾナからネバタ、南カリフォルニアの砂漠ではごく普通に見られるウズラであるが、人家の周りで見られるのは繁殖期の短い間だけで、その他の季節は10羽から15羽ほどのグループで砂漠を歩きながらエサ取りしていることが多い。繁殖期(6月ー7月)が近づくと、メスを連れて仲良く2羽で庭や塀の上、屋根、時には車が行き交う住宅街の道を歩き回るので非常に身近な鳥となる。

                   

                   

                  ズアカカンムリウズラ、オス、ヒナ

                  雨ドイに入ってエサ取りするズアカカンムリウズラのオス親と幼鳥。

                   

                  日本のコジュケイ ( Bambusicola thoracia ) より大きい。庭のグラウンドに簡単な巣を作って10個から15個の卵を産むことがあり、10羽以上の雛を連れて一列に道を渡って行く可愛らしい姿を時々見ることがある。人家近くで営巣し雛を育てることが、天敵から身を守るのに一番適してることを彼らは知っているようである。それでも雛の生存率は大変低く、せいぜい1羽か2羽程度で、しかも今だに米国では最も狩猟されるゲームバードでもある。

                   

                   

                  ズアカカンムリウズラ滑空

                  屋根から飛びながら滑空するズアカカンムリウズラの珍しい姿。

                   

                  飛ぶことが不得意と思われる短い翼の体型であるが、危険が迫った時はかなりの距離を飛ぶのには驚かされる。オスの「ポアー」というのどかな地鳴きはまさに砂漠の鳴き声で、昔よく見た「西部劇」のバックにこの声が入っていたのを思い出す。

                   

                   

                  ワタリガラス

                  屋根を歩きながらシャガレ声で鳴くワタリガラス ( Common Raven / Corvus corax ) 。

                   

                  ズアカカンムリウズラの天敵の一つがワタリガラスである。卵や雛を狙うので、ズアカカンムリウズラが庭や屋根をウロウロ歩きだすと、いつのまにかワタリガラスも家の近くにやって来る。ワタリガラスは日本のワタリガラスと同じ仲間で、山から砂漠、海岸と全米のあらゆる場所で見られる。一方、全米広く分布していて何処でもごく普通に見られるアメリカガラス ( American Crow ) はなぜか南アリゾナではほとんど見られない。


                  庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その2)

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                    アメリカツリスガラ正面

                    四季を通して毎日、朝、昼、夕にエサ取りのため庭にやって来るアメリカツリスガラ ( Verdin ) 。

                     

                    庭に来る身近な親しい鳥の一種で、黄色の頭と喉、そして肩の栗色のパッチがとてもチャーミングである。庭の前の動植物保護地域からエサ取りのため庭に入って来る時は、まるで「庭へ行くぞー!」と知らせるかのように必ず「ツイー、ツイー、ツイー」と鳴きながらやって来る。日本の庭の鳥に例えると、丁度メジロみたいな感じである。

                     

                     

                    ハニーサックル花とアメリカツリスガラ 1

                    スイカズラの仲間メキシコハニーサックル ( Mexican Honeysuckle ) の花に顔を突っ込むアメリカツリスガラ ( Auriparus flaviceps

                     

                    この鳥は大変甘党で、庭に咲くハニーサックルやペンステモンなど甘い花蜜が出る花が大好きである。主たる食べ物は花蜜、フルーツと虫で、そのため、あまり水を必要としないのでまさに砂漠で生きられる鳥である。

                     

                     

                    ハニーサックル花とアメリカツリスガラ2

                    警戒して尾を立て私をじっと睨むアメリカツリスガラ。

                     

                    アメリカツリスガラは日本のツリスガラと同じ大きさでメジロより小さい。南テキサスから南アリゾナ、南カリフォルニアにかけての砂漠に生息していて渡りをしない留鳥である。春秋に庭に立ち寄って行く渡り鳥たちや、アメリカツリスガラのように年間を通して砂漠に住む鳥たちが違和感なくエサ取りがし易いように、庭の木や草花は地元南アリゾナを中心として、テキサス、カリフォルニアなどの南部地帯に生える植物をメインに植えてもらった。

                     

                     

                    ペンステモン花とアメリカツリスガラ

                    春一番に咲くイワブクロの仲間ペンステモン ( Arizona Penstemon ) の花をじっと見つめるアメリカツリスガラ。

                     

                    アメリカツリスガラは二千本以上の小さな枝を使って手の込んだ球形の巣を作る。巣の壁は大変厚く、日中は砂漠の暑い太陽熱を防ぎ、夜は寒い空気を防ぐようになっている。アメリカツリスガラは年2回営巣するので、春先に作る巣は冷たい北風が入らないよう横に付いてる巣の入口が南に向かってあり、2回目の夏に作る巣は涼しい風が入るように北に向いている。

                     

                     

                    飛ぶアメリカツリスガラ

                    甘い蜜を求めて花から花を飛び回るアメリカツリスガラ。

                     

                    アメリカツリスガラのエサ探しは大変活発で、草や木の小枝や葉の間をくりくり動き、時には逆さまになったり、四十雀のように枝先にぶら下がったり、幹を登ったりもする。そして一つの花が終わると次の花に飛び移り、早朝、玄関前のコートヤード(前庭)に咲く花から始まってバックヤード(裏庭)の花へと移り、一日中家の周りをぐるぐる回っている。

                     

                     

                    エントツの上サボテンミソサザイ

                    屋根上のエントツ、メスに得意の歌を披露するサボテンミソサザイ ( Cactus Wren ) 。

                     

                    サボテンミソサザイは北米の南アリゾナ、南テキサスで一年中見られる砂漠の留鳥で、ミソサザイとはいえ大変大きく、日本のミソサザイ ( Troglodytes troglodytes ) の2倍、フィールドで見るとツグミと見まちがえるほどの大きさである。アリゾナの「州の鳥」で主にグラウンドを歩きながらエサ取りする。一年中よくさえずるが、鳴き声はおせいじにも美しいとは言えず、低いしゃがれ声で「ギョギョギョ’’’’’’’’」と鳴く。体の大きさといい、鳴き声といい、とてもミソサザイの仲間とは思えない鳥である。

                     

                     

                    サボテンミソサザイと巣

                    チョーヤサボテン ( Cholla ) に作った巣から早朝、顔を出すサボテンミソサザイ ( Campylorhynchus brunneicapillus

                     

                    サボテンミソサザイは庭の柵の前のチョーヤサボテンに毎年巣を作っている。サボテンの大きな棘は天敵から身を守るのに適している。雛が巣立った後、彼らはこの巣を夜の寝場所として利用する面白い習性を持っている。朝、目覚めると、まずチョーヤサボテンの巣の上で鳴き、それからまっすぐ庭に飛んで来てエサ取りを始める。


                    庭に来るソノラ砂漠の鳥たち 2016年春、夏 (その1)

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                      庭全景

                      庭から柵越しに見る動植物保護地域。

                       

                      我が家の庭は小さいが、大サボテン Saguaro (弁慶柱)や Cholla (ウチワサボテン)が林立する動植物保護地域に隣接しているので、色々な砂漠の「生きもの」たちが庭にやって来る。3年前に家を建てた時に造園デザイナーと相談をし、鳥(特にハミングバード)や蝶が好む小灌木や草花を植えてもらい、鳥たちが水飲みや水浴びが出来る小さな水の流れを造ってもらった。庭が完成してまだ月日が浅いので、灌木は小さく鳥たちが営巣するところまで育ってないが、南アリゾナはほぼ四季を通して花が咲いてるのでハミングバードが一年中花の蜜を求めて飛び回っている。庭に来る野鳥を見ていると、アリゾナの砂漠でも四季の移り変わりを身近なものとして楽しめる。

                       

                       

                      フィーダー、サバクシマセゲラ

                      ハミングバード用フィーダーの砂糖水を盗むサバクシマセゲラ ( Gila Woodpecker ) のオス。

                       

                      北米では主に南アリゾナの砂漠で見られるキツツキで、大サボテン Saguaro に穴をあけて子育てをする。大変甘党で、ハミングバード用のフィーダー(砂糖水)の常連である。体の大きさがハミングバードの3倍近くはあるので、彼らがフィーダーを占領するとハミングバードはキツツキの周りをホバリングしながら威嚇するが、その内あきらめすぐ横の枝に止ってキツツキが砂糖水を飲み終って飛び去るまでじーと待っている。

                       

                       

                      屋根上のサバクシマセゲラ

                      屋根の梁に止ってドラミングするサバクシマセゲラ ( Melanerpes uropygialis

                       

                      キツツキのコートシップの一つに、嘴で木をたたきドラムのような音を出す仕草(ドラミング)がある。ところが、砂漠には良い音が出る大きな木がない。そこで彼らは屋根の上の煙突や金の筒になってる雨ドヨ、あげくの果ては家の梁や壁を叩きまわるので春夏の繁殖期には目が離せない。サバクシマセゲラは頭の良い鳥で、夏の「モンスーン期」に激しい雷雨が降り始めるとポーチの中に入って来て雨宿りをすることがよくある。

                       

                       

                      屋根上のロードランナー

                      屋根の上を歩くオオミチバシリ ( Greater Roadrunner ) 

                       

                      カッコウの仲間で砂漠の人気者ロードランナーは、昔はジカッコウ ( Ground Cuckoo ) と呼ばれていた。飛ぶことよりグラウンドを走るのが得意で、しかも一日のほとんどをグラウンドでエサ捕りしたり休んだりしてることが多く、そのためフィールドでは以外と見れる機会が少ない。しかし、ブリーディングシーズン(繁殖期)となると、人家の近くや庭にちょくちょく現れるので、フィールドではなかなか見られない面白い行動を目にする機会が多くなる。その一つに、彼らはこの時期になると時々庭から塀づたいに屋根に上がり瓦の上を軽やかに歩く姿が見られる。

                       

                       

                      コートシップ、ロードランナー

                      屋根の上で翼と尾を拡げコートシップ(求愛行動)をするオオミチバシリ ( Geococcyx californianus

                       

                      ロードランナーは繁殖期になると、砂漠の灌木の高い枝に登ってコートシップをする姿をちょくちょく見かけることがある。砂漠の背丈が低い灌木では高さが足りないとみえて、時々人家の屋根に上がって求愛行動をすることがあり、庭からゆっくり彼らの面白いコートシップを見ることが出来る。屋根の一番高い所でおじぎをするような格好で翼と尾を拡げ、しかも翼を左右交互に上げたり下げたりするのが彼らの独特なコートシップである。

                       

                       

                      さえずるロードランナー

                      屋根の上で喉を膨らませて囀るロードランナーの珍しい姿。

                       

                      初夏に砂漠のトレールを歩いていると、冴えないロードランナーのさえずりを聞くことがある。その鳴き声はしゃがれ声で鳩に似た「クークークー」という終わりが下がる調子で、しかも声量が低くつぶやくような声なので慣れないとフィールドでは聞こえてこない。ところが、高い屋根の上でさえずるとその声は比較的大きくよく響くので、メスに聞かせるには大変効果があるのをこのオスは知っているかもしれない?下を向いて口を半分ぐらいしか開けず消え入るような声で鳴く姿は冴えないが愛嬌があって面白い。



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