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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

大変身近な我々の生活圏で暮らすフクロウたち (その2)

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    サワーロの巣に座るワシミミズク雌

    巨大サボテン Saguaro (サワーロ)の天辺の巣に座るアメリカワシミミズクの雌 ( Great Horned Owl )

     

    アメリカワシミミズクの営巣は大きな木から小さな灌木、サワーロサボテン、時にはグラウンド、そして巣箱も利用する。南アリゾナ・ソノラ砂漠は大きな木が少ないのでサワーロサボテンに営巣する例が多い。幹から大きな枝が何本も枝分かれしてる根元に枯れ枝を敷いて作られるが、写真の巣は先が折れて無くなった平らな天辺にあり、砂漠の強い太陽の光を遮る陰が全く無い少々お粗末な巣である。

     

     

    風景ーワシミミズクの巣がある環境

    並んでる家のすぐ前、ワシミミズクの巣(赤矢印)があるサワーロサボテン

     

    私が住んでるコミュニティの中にある小さな野生生物保護区のサワーロサボテンの巣に、アメリカワシミミズクが座ってるのを4月9日に見つけ、家から歩いて10分ぐらいの近場なのでさっそく観察、撮影を開始した。この保護区はメキシコ種のアカスズメフクロウ ( Ferruginous Pygmy Owl )の保護のため自然の形で家の周りに残されている。一般には解放されてないのでコミュニティに住む人々が管理費を支払い、一切人工物を設置しないソノラ砂漠の自然そのままを維持している。トレールは整備されてるが住人だけに自然探索が許されてるので、動物や鳥が豊富な静かな保護区となってる。

     

     

    サワーロ花と眠るワシミミズク

    5月初旬サワーロサボテンの白い花が咲き出し、初夏の爽やかな風を受けて気持ち良さそうに眠るアメリカワシミミズクの雌 ( Bubo virginianus )

     

    アメリカワシミミズクは1月から3月ぐらいまでの寒い時期に卵を産み雛を育てるので、この巣は季節的に非常に遅い。昨年、この同じコミュニティ内でしかも家の玄関前の木で雛3羽を育てたワシミミズクを観察、撮影したが、彼らは人の動きなどあまり気にしないようだ。大型フクロウには珍しく、人家近くで営巣したり庭でエサ捕りや昼寝をすることがある。

     

     

    サワーロ満開の花とワシミミズク

    サワーロサボテンの満開の花とフクロウの組合せ、実はなかなか見られない珍しい構図である。

     

    サワーロサボテンの花が咲く初夏に、フクロウがまだ巣に座って抱卵してるのは非常に珍しい。推測するに昨年生まれたまだ若い初めて繫殖行動を経験する雌と思われる。ワシミミズクは大変ソフトな羽に全身包まれていて非常に寒い冬にも耐えられるようになっており、音もなく静かに飛んで獲物に近づくことが出来る。その代り暑さにはあまり強くなく、雛にとっての夏の日差しは堪えると思う。

     

     

    尾が巣からはみ出てるワシミミズク

    巣が少々小さすぎるらしく、尾が外へはみ出してしまう

     

    アメリカワシミミズクは立っていると身長は64センチ近くもある。彼らの大きな耳のような羽角はボディーランゲージを伝えるのに使うことがある。イライラしてる時は平らになってる、そして警戒して何かを知ろうとしている時は真っ直ぐに立っている。

     

     

    親の胸から顔を出すワシミミズク雛

    5月21日雌親の胸からやっと顔を出した雛。観察し始めて丁度6週間、やっと雛の姿を見ること出来た。

     

     

    親の尾の下から顔を出すワシミミズク雛

    雌親の尾の下から顔を出す雛、暑いので口を開けてハーハーしている。既に5月下旬に近いドライサマーの日々、日中の気温は35度近い暑さである。

     

     

    親と並んで私を見るワシミミズク雛

    大分大きくなった雛、雌親と並んでこちらをじっと見つめている。

     

    アメリカワシミミズクの雛に与えるエサはワタオウサギやネズミ、カエル、昆虫などである。彼らは大変気性が荒々しく、獲物捕りは非常にパワフルで、自分より大きいスカンクやボブキャットなども狙う。時には猛禽類のミサゴやハヤブサ、他のフクロウなども襲ってエサとすることもある。又大変小さいサソリや虫なども食べる。短くて幅の広い翼は、森や林の中の木々の間を巧みに飛ぶことが出来る。獲物を掴む時は背骨も切り裂いてしまう程の鋭く強力な爪を使い、11キログラムに近い大きな獲物を持ち上げることが出来る。

     

     

    親にくっついて欠伸するワシミミズク雛

    眠ってる雌親にぴったりくっついて大欠伸をする雛。夜行性なので昼はほとんど眠っている。

     

     

    親に話しかけてるワシミミズク雛

    雛が一生懸命雌親に語り掛けてるように見える。

     

     

    スナップ巣の写真を撮る友人

    巣上のアメリカワシミミズク親子(赤矢印)の写真を撮る同じコミュニティに住む友人

     

    巣が家の近くでしかも人々が朝夕散策するトレールの横にあり、まさに我々の生活圏の中で彼らも暮らしている。この巣に座ってる雌親は、1月ごろから毎夜明け方によく我が家の屋根上でオスと鳴き合っていたので非常に親しみがわく。オスは太い声で、、雌は高い少し細い声で「ホッホ・ホーホー」と鳴き合う。時には寝室の真上で夜明け直前の5時頃から30分近くも鳴き合あうこともあり、起こされて寝不足となりふらふらするが、何となく彼らと一緒に暮らしてる喜びの方が大きいので満足感に浸れる。

     

     

    目を大きく開けて私を見るワシミミズク親子

    巣の真下に散歩の犬が近づいたので雌親、雛共に大きく目を開けて少し警戒し始める。

     

    彼らは雛の時から大きな目を持っている。暗くなると更に大きく開ける。しかしこの大きな目は眼窩の中に固定されてるので左右、上下とも動かせない。その代り首の特殊な脊椎のおかげで頭をぐるりと270度回すことが出来る。そして非常に音に敏感で鋭い。顔面に音波をダイレクトに捉えるディスクがあり、夜の暗闇の中でもちょっとした小動物の動きをキャッチすることが出来る。

     

     

    欠伸するワシミミズク親子

    昼近くになってくると、雌親、雛共に眠くなり大欠伸をする。

     

     

    頭を垂れて眠るワシミミズク雛

    5月28日雛が少々弱って来てる様子、しかも頭を垂れて眠ってる姿が見られたので心配になる。

     

    5月末ともなると、爽やかな初夏も終わって日中は真夏に近い気候となり気温も高くなる。そして今年の夏は記録的な暑さで5月に入って35度近い日が続くこともあり、密な羽毛に全身覆われてる雛にとっては大変厳しい毎日となった。そもそも雌親の産卵が4月中旬と砂漠では非常に遅すぎたので、雛が育つには厳しすぎる状況となってしまった。雛は5週間程で巣立ちするが。飛べるまでは9週間から10週間掛かり、オス親と雌親からエサを貰うのは数か月間続く。しかし、雛はよく巣から落ちることがあり、落ちても親鳥はグラウンドに居る雛にエサを与えて安全な場所へ誘導することが多いらしい。翌々日5月30日巣のチェックへ行くと、巣は空っぽで雛の姿、雌親の姿も全く見られなかった。想像するに雛は連日の猛暑に耐えられず弱ってしまい巣から落ちてしまって他の動物のエサとなったかもしれない。一か月半観察した雛の死は大変ショックだった。自然の中で生きていく厳しさをまたまた強く感じることになった。


    大変身近な我々の生活圏で暮らすフクロウたち (その1)

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      抱卵中の雌を見守るアメリカワシミミズク雄

      スーパーマーケット(ウオルマート)の建物の梁に止まって抱卵中の雌を見守るアメリカワシミミズク雄 ( Great Horned Owl )

       

      アメリカワシミミズクはカナダ全域そして北はアラスカから南のフロリダ、アリゾナまで全米の広い地域に生息する北米で最もポピュラーなフクロウである。大きさはハシブトガラスとほぼ同じの大型のフクロウで、森林から町の公園、開けた砂漠など何処でも見られ、アリゾナは特にその数が多い。英名の " Horned Owl " は大きな角のような長い羽角から付けられた。

       

       

      建物に居るアメリカワシミミズク雄雌

      スーパーマーケットの建物に作られた巣に座るアメリカワシミミズク ( Bubo virginianus ) の雌(赤い矢印)とそばで見守る雄(青い矢印

       

      彼れらは非常に繫殖期が早く、冬のまだ寒い1月から巣に座り始めるペアーもいる。通常、タカ(主にクーパーハイタカ)やワタリガラスの古巣を利用することが多いが、時には彼らが作ってる最中に横取りするずる賢いのもいる。南アリゾナはワシミミズクの数が特に多いとは言え、朝から晩まで買い物客が出入りするスーパーマーケットのビルに巣を作る例はあまり聞かない。人々が行きかう賑やかなこのような場所を何が気に入ってるのか?彼らのエサの一つであるネズミが多いからかもしれないが?・・・

       

       

      ウオルマート建物全景

      スーパーマーケット(ウオルマート)の全景、ワシミミズクの巣(赤い矢印

       

      ワシミミズクの巣が作られたスーパーマーケットのビルは色々な店舗やレストランが立ち並ぶ大きな商店街の一角で、" The Market Place " と呼ばれる大きなショッピングエリアでもある。大都市では見られない大きな駐車場と人工的に植えられた小さな庭木が並ぶコンクリートジャングルでもある。

       

       

      風景ー駐車場とカタリナ連山

      スーパーマーケットの駐車場とカタリナ州立公園、カタリナ連山

       

      ショッピングエリアのすぐ近くには、カタリナ連山に隣接する「マイフィールド」のカタリナ州立公園があり、雛は巣立ちすると親ともどもこの州立公園の林へ帰って行くと思われる。彼らが雛を育てる時期だけ、天敵と恐れるコヨーテ、ボブキャット、キツネなどの動物を避けるため、この賑やかなショッピングエリアのコンクリートの建物を巣の場所に選んだのであろう。丁度見に来ていたバーダーによると、昨年もこの同じビルに営巣して無事雛を育てたようである。

       

       

      ワシミミズクを見上げる買い物客

      アメリカワシミミズクの巣を見上げるスーパーマーケットの買い物客たち

       

      彼らにとって、ほとんどの人が夜行性の野生のワシミミズクを身近に見るのは初めて…と思われる。美しい大きなワシミミズクの姿に感嘆の声あげる人、子供に説明する人、双眼鏡をぶら下げ観察してる私に説明を求める人、iフォンで写真を撮ってメールを送ってる買い物客など、ちょっとした人だかりになる時もある。

       

       

      巣に座るワシミミズク雌1

      巣に座って抱卵中のアメリカワシミミズク雌。地元の新聞、TVでは紹介されているものの大騒ぎはされておらず、都会と違って自然が豊かで野生の生きものが身近に居る田舎の良さであろう。

       

       

      巣に座るワシミミズク雌2

      巣の真下を人や車が行きかい、大きな騒音がしても全く平然と巣に座って卵を温める雌親

       

       

      抱卵中のワシミミズク雌

      雌が巣に座り始めて一ヶ月が過ぎ、雛の誕生も間近である。卵は通常2個から3個で、卵が産まれてから雛が孵化するまで30日から35日ぐらい掛かる。

       

       

      翼を広げて雛を隠すワシミミズク雌

      生まれて間もない雛。雌親は翼で雛を隠すように包むのでなかなか観察が難しい。

       

       

      巣上のワシミミズク雛一羽

      雌親、雄親ともエサ取りで留守、寂しそうに雛一羽で巣に残っている。

       

      4月27日巣に残っていた雛一羽を見たのを最後に、巣の観察の継続が難しくなったので断念する。南アリゾナもコロナウイルス問題で人の集まる場所での人々の往来の規制が厳しくなり、スーパーマーケットのワシミミズク親子の観察、撮影が不可能になって、残念ながら巣立ちを見ることが出来なかった。


      残暑お見舞い 2020年南アリゾナのサマーストーリー

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        昼の山火事カタリナ連山

        カタリナ連山 ( Catalina Mountains ) の山火事

         

        我が家から20キロ、一番近いマイフィールド「カタリナ州立公園」( Catalina State Park ) を含むカタリナ連山の南端プッシユリッジ山 ( Putsh Ridge Mt. ) に6月5日3個の雷が同時に落ちて山火事となった。丁度南アリゾナはドライサマーに入っており、非常に乾燥していて(湿度5%以下)気温が35度近い高温が続く天候の毎日で、火は一気に広がった。

         

         

        夜の山火事カタリナ連山

        家の間から巨大サボテンサワーロ ( Saguaro ) 超しに見る山火事の炎は、今まで見たことがないソノラ砂漠ならではの迫力ある夜景であった。

         

        我が家からも山火事は毎晩よく見え、時には煙の臭いも漂うことがあった。このカタリナ連山に生息するオオツノヒツジ ( Bighon ) から名前を取って " Bighorn Fire " と名付けられた。南のプッシュリッジ山から燃え始めた山火事は北のレモン山 ( Mt. Lemmon ) の一部まで燃え広がり、48日間燃え続けて200,000エーカー (Acres ) 燃えつくし、7月23日にやっと消えた。南アリゾナでは10年ぶりの山火事で、これほど町や商店街、住宅街の近くで燃え続けたのは初めてで、一時は避難命令が出されたが、大型飛行機とヘリコプター、千人以上の山岳消防隊などの努力で、家の消失死亡による犠牲者は一人も出ない完ぺきな消火作業となった。

         

         

        庭の滝全景

        ハミングバードが水を飲んでる庭の小さな滝の水場

         

        南アリゾナの夏は通常4月から6月の3か月間は「ドライサマー」と呼ばれ、雨が全くなく乾燥している(湿度5%以下)。日向の気温は30度ぐらいでも日陰に入れば20度と涼しく大変凌ぎやすい。そして後半の7月から9月の3か月間は「モンスーン」と呼ばれる夏で、2日ないし3日に一度は雷雨に見舞われる。ソノラ砂漠の象徴サワーロサボテンは、このモンスーン期の雨を溜め込んで一年の水とする。ところが、今年の南アリゾナの夏は4月から35度近い日が多く、しかも7月8月に入っても「モンスーン」がなく40度になる日が続くことがあって記録的な猛暑となっている。砂漠で暮らしている鳥や動物たちもこの猛暑は応えるらしく、庭の滝の水場は大混雑となった。

         

         

        滝の水飲むヒメキンヒワ

        水が流れる滝の岩に降りて、足を冷やしながら旨そうに水を飲むヒメキンヒワ ( Lesser Goldfinch / Carduelis psaltria ) の雄。彼らは流れてる水に降りて休むことは滅多にしない。よほど暑さが応えてるようだ。

         

         

        ズアカカンムリウズラ雄雌雛滝

        雛を連れて水飲みに現れたズアカカンムリウズラの雄雌 ( Gambel's Quail / Callipepla gambelii )

         

        夏になると住宅の庭、家の周りの道路で子連れのズアカカンムリウズラを多く見かけるようになる。もともと水が大好きなウズラであるが、今年のように異常に暑い夏だと雛を引き連れた大家族で一日に何回もやって来る。卵から孵って直ぐ巣離れして歩かなくてはならない雛にとってこの異常猛暑は死活問題である。水場に現れる彼らの家族を見てると、最初は生まれたての雛15羽ぐらい連れて来るが、日が経つにつれて半分の6羽になり、最終的には1羽から3羽ぐらいしか見られなくなる。最初の一年間の死亡率が非常に高いことが判る。このため彼らの平均寿命はたった一年半程度と大変短い。

         

         

        ズアカカンムリウズラ雛6羽滝

        雛6羽で滝を占拠するズアカカンムリウズラ(生れて2週間ぐらい)

         

        カンムリウズラの水飲みは午前中と午後遅くから夕方にかけてで、だいたいどの家族も同じ時間帯に庭に入って来るので、多い時は5家族が鉢合わせとなることがある。それぞれが雛を連れているので、雄は縄張り争いと雛を守ろうとして庭のあちらこちらで激しい争いが始まる。オス同士けたたましく鳴き合い羽ばたきしながら空中で体当たりをするのもいる。しかし争いは長続きせず、力の弱いと思われる雄の家族は庭の隅へ行って順番を待ち一番最後に水を飲む。どういう順番になってるか分からないが、見てると一組が終わって水場を去ると次がやって来て水を飲みだす。最終的には全家族がしっかり飲んでいくようである。

         

         

        ノドグロハチドリ玄関の壁

        日陰になってる玄関ドアーの横の壁にしがみついてじっと目を閉じて暑さをしのいでいるノドグロハチドリ ( Black-chinned Hummingbird / Archilochus alexandri )

         

        記録的な猛暑が続く今年の南アリゾナ、7月に入ってついに40度の日が続いた時の一番暑い午後3時過ぎ、ノドグロハチドリは木陰の枝に止まっておれず玄関の中に入ってきた。我が家の庭で渡りで寄って行く種類を除いて常時いるハミングバードは3種類である。このうち2種類は夏の猛暑が続く7月8月は涼しさを求めて移動して行く。アンナハチドリ ( Anna's Hummingbird ) は太平洋沿岸のカリフォルニアへ、コスタハチドリ ( Costa's Hummingbid ) は山の麓のキャニオンへ移る。一方ノドグロハチドリは猛暑でも庭に残っており、涼しい日陰を求めてパティオや玄関の中に入って来たり、滝の水が流れる岩に降りて水に顔を漬けたりして何とか体を冷やしてる姿を見る。

         

         

        ノドグロハチドリ壁にへばりつく

        キツツキの様に壁に縦に止まっているノドグロハチドリの珍しい姿。

         

        40度を超す日の午後3時から4時ぐらいまでほんの一時間ほどだけであるが、玄関の日陰の一番涼しい所を見つけ、猛暑を何とか凌いでいる。こうして見てると、自然の中で生きる厳しさ、生命の危険と隣り合わせの状況で精一杯生きてる凄さが伝わってくる。一方、一定の温度に保たれてる家の中に居る人間は何と幸せなんだろう!とつくづく思う。人にとって暑さでの生命の危険はほとんどない当たり前の毎日の夏の生活かもしれないが、自然の中で生きてる「生き物」の厳しさを見ていると考えさせられる。

         

         

        ワタオウサギ滝の水飲む

        滝の水をうまそうに飲むサバクワタオウサギ ( Desert Cottontail / sylvilagus audubonii )

         

        大きな耳を持った臆病な生き物で、滅多に水場には来ないが、40度の猛暑となると朝夕2度も滝に現れる。水をたっぷり飲んで、流れる水で冷えた岩に体を伸ばしてべったりくっつけて涼を取る姿も見られる。この暑さにあんな密な毛皮を背負っていては、暑さが半端でないことが想像できる。天敵が大変多く、空からは鷹やフクロウ、グラウンドではコヨーテやボブキャットなどの動物に常に狙われてる。そのため大変臆病で頻繁に庭の水を飲みに来るのは若い今年の春に生まれたウサギが多く、大きなアダルトは数日間に一度の頻度でしか庭に入って来ない。生まれて一年目の最初の夏の猛暑は若ウサギにとっては一つの試練なのかもしれない。

         

         

        リス滝の水飲む

        珍しいHarris Antelope Squirrel ( Ammospermophilus harrisii ) の水飲む姿。

         

        この夏の暑い砂漠に暮らすリスで、毛がふさふさしてるのはこの一種だけである。日中も活動するので、長い尾を上げて頭の上まで持っていき日傘の様にして強い陽射しを遮っている。警戒心が非常に強く臆病なので庭には滅多に入って来ないし、水もほとんど

        飲みに来ない。水分は木の実や草の実を食べて補給してるようだ。今年の猛暑は猛烈でリスも水を飲まざる得なくなったのだろう。ほんの5秒ほど水飲みをして、直ぐ駆け足ですっ飛ぶように砂漠へ帰って行った。


        謹賀新年 2020年南アリゾナ・ソノラ砂漠の元旦

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          朝日と Saguaro

          岩山から顔を出し、巨大サボテン Saguaro (サワーロ)を照らす元旦の朝日。南アリゾナ・ソノラ砂漠で見る新年のご来光。

           

          明けましておめでとうございます。

          昨年は私のブログを見ていただき誠にありがとうございました。

          本年もより質の高いブログ作りを目指して頑張りたいと思いますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

          皆様にとって素晴らしい一年であることを祈念しております。

           

           

          雪山と Saguaro

          Saguaro サボテン越しに見る雪化粧したカタリナ連山(2500メートル)

           

          南アリゾナの2020年1月1日は雲一つない抜けるような青空で風もなく穏やかな元旦であった。家の近くのマイフィールド「カタリナ州立公園」へ行き、新年の「初ハイク」を楽しんだ。早朝零下5度の気温でピッと身のしまる寒さだったが、昼近くには15度まで上がり気持ちの良いハイク日和であった。

           

           

          トレールを行く馬

          太陽がさんさんと輝く南アリゾナの正月、馬でホーストレールを行く。ソノラ砂漠の草原と Saguaro サボテンの林を馬で自然探索するのも南アリゾナならではの楽しみである。

           

           

          幻の滝

          珍しく元旦に見られた「幻の滝」

           

          例年だと春の雪解け時期(4月・5月)にしか見られない名もない「幻の滝」。昨年末クリスマスを挟んでこの時期には珍しい大雨が降り、普段はカラカラに乾いてる川 ( Wash ) に豊かな水が流れ、「幻の滝」の水音も谷間に大きく響いていた。ソノラ砂漠ではめったに聞けない耳に心地よく響く水の音は、ハイカーたちへの素晴らしい正月プレゼントとなった。

           

           

          Wash の流れと雪山

          砂漠の正月には珍しい " Wash " の水の流れ。例年の冬の乾期はほとんど雨が降らず、山から流れてくる水がないので " Wash " はカラカラに乾いて川底が出ている。

           

           

          蝶 Tropical Buckeye

          川の水辺に降りてじっと朝日にあたっている蝶 ( Tropical Buckeye / Junonia evarete )

           

          トロピカルバックアイ ( Tropical Buckeye ) はタテハモドキの仲間で、南アリゾナではほぼ一年中見られる。同じ仲間の Common Buckeye / Junonia coenia ) もおり、非常に似ているので識別が難しい。

           

           

          黄色の雑草花

          トレールを歩く足元に小さい雑草の花が咲いていた。冬は日中暖かくなる砂漠でも、早朝は零下まで気温が落ちるのでほとんど花が見られない。この小さな可憐な花でも、腰をかがめてじっと見ていると、気持ちが明るくなって足取りも軽くなる。

           

           


          暑中見舞い  2019年盛夏

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            トロゴン雄

            南アリゾナの夏を象徴する美しいウツクシキヌバネドリ ( Elegant Trogon )

             

            40度近い暑さが続く南アリゾナ・ソノラ砂漠より暑中お見舞い申し上げます。

             

            夏真っ盛りの南アリゾナはモンスーン期に入って南のメキシコから湿った空気が入り、砂漠の高温に温められて積乱雲ができ、午後から夕方にかけて猛烈な雷雨に見舞われる。" Isolated Thunderstorm  " と呼ばれるように、何処で起きるか予想がつかないので天気予報屋泣かせ、しかも限られた小さく狭い地域に集中的に叩きつけるような雨が降る場合が多い。極端な例だと、自分が立っている所が豪雨でも、道を挟んだ向こう側は全く雨が降ってなく陽が差してる・・・という不思議な光景にお目にかかることもある。

            巨大サボテン・サワーロ ( Saguaro ) に落ちて来る稲光、真っ黒な積乱雲に稲妻が横に走る迫力ある光景、大平原にかかる虹の橋などスケールの大きい素晴らしいシーンが見られる。これらを求めて南アリゾナのソノラ砂漠、北アリゾナのグランドキャニオンに風景写真を撮るカメラマンたちが、色々な国や色々な州から集まって賑やかになるのもこのモンスーン期である。

             

             

            トロゴン、ドアップ半身

            ファインダーの中に入りきれないぐらいの近さから、しげしげと私を見てるウツクシキヌバネドリ ( Trogon elegans )

             

            日本のキジバト ( Streptopelia orientalis ) とほゞ同じ大きさ。数は多くなく、しかも北米では南アリゾナのごく限られた山の渓谷でしか見られないので、バーダーだけでなくエキゾティックな雰囲気を持っている鳥なので観光客にも人気がある。近年はツーソンの町から40分程で行けるマデラ渓谷 ( Madera Canyon ) には毎年2組から3組の営巣が確認されてる。山の渓流沿いに生える大きなアメリカスズカケノキ ( Sycamore ) が好きで、6月に入ると求愛行動が盛んになり、早朝に独特な低いしゃがれ声で「グアーグアーグアー・・・」と何回も繰り返しながら渓流に沿って長い距離をパトロールする姿がみられる。大変好奇心の強い鳥で、時々静かに鳥見をしている人々の近くの枝に来て、じっとこちらを見てることがある。

             

             

            トロゴン雌

            クリンとした黒くつぶらな瞳が愛らしく、上品な美しさがあるウツクシキヌバネドリの雌

             

            雌は雄のはでやかさと違って全身がグレーぽい茶色の地味な色合いをしているのと、あまり鳴かないのでフィールドで見つけるのが難しい。ウツクシキヌバネドリは南アリゾナでは4月末から5月にかけてメキシコ、中央アメリカから渡って来て子育てを行い、9月か10月には離れてしまう。しかし近年は温暖化のせいか、一部冬でも南アリゾナに残っている個体が居る。

             

             

            トロゴン後姿

            ウツクシキヌバネドリの雄の後ろ姿は、頭のメタリックな耀きの緑と背中のブルーぽい緑色が美しく、そしてピンクのアイリングが実に可愛い。

             

            トロゴン ( Trogon )は しばしば樫の木 ( Oak ) の高い枝で数分間じっと動かずに止まっていることがある。枝に止まる姿は独特で、長い尾を真っ直ぐ下へおろして、直立したポーズをとることが多い。時々首を回して上を向いたり横を向いたりしながらエサとなる虫を探している。主なエサは昆虫と果実で、葉の裏についてる虫を見つけると、枝から飛び出しホバリングしながら捕まえて他の枝へ移って食べる。あと一ヶ月もすると、トロゴンは子育ても終わって静かになり、フィールドで探すのが少々難しく、マデラ渓谷 ( Madera Canyon ) を歩いていても、やがて過ぎ行く夏を惜しむような気持になる。


            住宅地の小さな木で雛を育てたアメリカワシミミズク (下)

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              大きな目で見上げる雛

              アメリカワシミミズクの雛は大きな目を開け、頭上の枝で囀る小鳥をじっと見る。本能的に動くものは美味そうな「獲物」に見えるのだろう。

               

               

              ルーシーアメリカムシクイ

              ワシミミズクの雛など一向に気にせず、長い時間、朝日を浴びて気持ち良さそうに囀っていたルーシーアメリカムシクイ

               

              雛がじっと見上げた先の枝には、砂漠のムシクイ Lucy's Warbler (Vermivora luciae ) が囀っていた。昼間のフクロウは怖くないようなのと、「雛」ということで馬鹿にしてるのかもしれない。

               

               

              布切れのようになって眠る雛

              使い古した布切れのようになって寝ている末っ子雛。巣がなくなっても逞しく育っていく。

               

               

              木に寄り掛るようにして眠る雛

              向きを変え、しっかり幹に寄りかかって眠ってる末っ子雛

               

               

              こちらをじっと見る雛

              寝飽きたのか、むっくり起き上げってこちらを見る末っ子雛

               

               

              縦に並んでるフクロウ一家

              細い木に縦に並んで昼寝するワシミミズク一家。上から雌親、末っ子雛、次男坊雛。

               

               

              正面を向く末っ子雛

              末っ子雛も大きくなって、獲物を掴む足の爪もしっかりしている。

               

              雌親のエサ捕りは主に夜である。枝に静かに止まっていて獲物の音を聞く。よく聞くために木から木へ動き、目指す獲物を見つけたら舞い降りて獲物に飛び掛かる。鋭い爪のついた足を大きく広げ獲物を掴む。小さい獲物は丸呑みするが、大きい動物は小さくちぎって食べる。

               

               

              風景とウサギの足

              雛たちがいる木の下に、昨夜、雌親が与えたワタオウサギ ( Desert Cottontail / Sylvilagus audubonii ) の足が落ちていた。(赤い丸印黄色い丸印はワシミミズクの雛

               

              アメリカワシミミズクの主なる獲物はワタオウサギ、ネズミ、ヘビ、カエル、バッタなどの昆虫類や、スカンクなどの大型の動物である。" Tiger Owl " というニックネームがあるほど、獲物の捕り方は攻撃的でパワーフルである。特にスカンクを食べる唯一のフクロウであり、臭いに対しては鈍感らしい。獲物の毛や翅、骨などはペレット ( Pellet ) の形で吐き出す。

               

               

              欠伸する

              背中に日が当たり暖かくなってくると盛んに欠伸をする末っ子雛

               

               

              目をつぶって眠る雛

              ついには目を閉じて眠ってしまった。一番小さかった末っ子雛もしっかり枝に止まって眠れるようになってきた。アメリカワシミミズク一家の巣離れも間近で、数日後には砂漠へ飛んで行ってしまう。


              住宅地の小さな木で雛を育てたアメリカワシミミズク (中)

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                ワシミミズクの雛・前向、後向

                前日の強風と雛3羽+雌親の4羽の重さに耐えられず、巣はとうとう地上に落ちてしまった。巣がなくなった裸の枝に残された2羽の雛が心細そうに枝にしがみついていた。

                 

                 

                ワシミミズクの雛2羽

                巣がなくなってしまいふらふらしながらも枝につかまっている2羽の雛

                 

                一番大きい雛は巣と一緒に地上に落ち、家主に保護されて、犬や自動車そして天敵のコヨーテなどの害を防ぐため、囲いのある裏庭に移され保護された。まだ飛べない雛は直接グラウンドに置かれ、雌親からエサをもらっていた。雛は非常に緊張しており、ストレスを心配して写真撮影を諦め、家の中から双眼鏡で見るだけにしてそっとしておくことにした。

                 

                 

                木の後から覗くワシミミズクの雛

                一番小さい末っ子雛は、まだ二本足で長い時間枝に止まっておれないため巣があった幹の二股にかろうじて腰を下ろし、寄り掛るようにしてこちらを見ていた。

                 

                 

                眠ってるワシミミズクの雛

                巣が落ちてしまったショックに疲れたようで、この日はいつもより長い時間眠っていた。

                 

                 

                しゃがむ姿、立ってる姿のワシミミズクの雛

                巣がなくなってしまった枝で何とか不自由ながら2羽の雛はじっとして眠ったり私を見たりしていた。

                 

                 

                親と雛2羽が縦に並ぶワシミミズク

                雌親と丸く伏せている末っ子雛、その下に2番目に生まれた雛の3羽が寛いでいる。保護された一番大きい雛は,裏庭のグラウンドで一羽で寂しく眠っているのだろう。兄弟がバラバラになってしまったが、今回のように巣が落ちるケースや雛が巣から落ちてしまうことはよくあるようで、まだ飛べない雛がグラウンドで雌親からエサをもらってる姿を毎年見る機会がある。

                 

                 

                ボーと正面を見るワシミミズクの雛

                すっかり大きくなった二番目に大きい雛、この木から離れるのも間近なようだ。

                 

                 

                翼を伸ばして伸びするワシミミズクの雛

                時々翼を大きく下へ伸ばして伸びをする。場所替えが近いのだろう。雛は飛べるようになるまで10週間ぐらい掛る。飛べるようになっても自分でエサ探しは出来ないので、数か月間は親からエサを与えてもらう。

                 

                 

                後ろを振り向き睨むワシミミズクの

                雛たちの写真を撮り始めて半月以上経過、一番小さかった雛もすっかり大きくなって精悍な顔つきとなった。


                住宅地の小さな木で雛を育てたアメリカワシミミズク (上)

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                  ワシミミズクの雌親

                  アメリカワシミミズク ( Great Horned Owl / Bubo virginianus ) アリゾナで見られる種は全体的に色が薄い亜種 " Subarcticus "

                   

                  アメリカワシミミズクは北はアラスカからカナダ、北米全域そして中南米まで広い地域に生息している最もポピュラーなフクロウで、古くはディズニー映画の漫画、子供の絵本、装飾品や置物、コマーシャルなどのキャラクターとして今だにしばしば登場する人気者である。南アリゾナは特にその数が多く、繁殖期が始まる12月になると毎晩のように我が家の屋根にも雄雌で飛んで来て鳴き合う声が聞かれるほど身近な鳥でもある。

                   

                   

                  眠ってるワシミミズクの雌親

                  目を閉じて静かに眠っているアメリカワシミミズクの雌

                   

                  体長56センチウイングスパーン125センチ以上と日本のフクロウより大きく、耳のような冠毛か特徴である。英語で " Ear Tufts " と呼ばれる長い冠毛は、ボディーランゲージを伝えると言われている。怒っている時は真っ平に寝かせてしまうし、「何だろう?‥」と好奇心を持って知ろうとする時は真っ直ぐに立てる。鳴き声は低い典型的なフクロウの声で「ホッホ・ホーホー」と鳴き、英語の聞きなしは " Whose Awake, Me Too " (フーザウエイク、ミートゥー)である。夜行性なので昼間はこうして木の枝に寄り掛るようにして眠っている。

                   

                   

                  風景ー巣の場所

                  車が通り、犬を散歩する人が行きかう玄関前のコートヤードの小さな木にアメリカワシミミズクの巣がある。(赤丸印

                   

                  我が家のすぐ近くに住む友人から「家の前のアカシアの木にワシミミズクの雛が居る・・・」というメールが入り、さっそく出かけてみた。ワシミミズクは自分で巣を作ることが出来ないので、他の大型の鳥、アリゾナではクーパーハイタカ、アカオノスリなどの鷹類やワタリガラスの古い巣を利用する。この巣はクーパーハイタカが巣を作り終えたところで、ワシミミズクが乗っ取ったようである。ワシミミズクは大変ずる賢く、巣の主クーパーハイタカが威嚇しても知らん顔でデーンと座り続け、ついにはハイタカは諦めて去ったようである。彼らの巣は通常地上から6メートル〜18メートルの高さであるが、この巣は5メートルぐらいしかない低い枝に作られていた。

                   

                   

                  眠ってるワシミミズクの雛と雌親

                  巣に座る雌親の足元で横になってうずくまって眠る雛、卵から孵化後15日ぐらい経っている。

                   

                  ワシミミズクの営巣は大変早く、冬の1月・2月から4月にかけて卵を産む。ソノラ砂漠では巨大サボテン Saguaro の幹と枝の間に作られたワタリガラスの古巣を利用することが多く、サボテンに座るフクロウの姿は独特な光景である。

                   

                   

                  私を睨んでるワシミミズクの雛と雌親

                  目を覚ましむっくり起き上がって不思議そうに私を見る雛

                   

                   

                  雌親に寄り添うワシミミズクの雛

                  雌親に甘えるようにぴったりの寄り添う雛

                   

                   

                  片目を開け眠ってるワシミミズクの雛と雌親

                  時々目を開けて周りを見渡すが、5分もすると再び眠ってしまう雛。それでも片目はうっすらと開けてこちらを見ている。

                   

                   

                  2羽のワシミミズクの雛、大欠伸の姿

                  巣の中に雛は3羽おり、こちらを睨んでいるのが一番最初に生まれた大きい雛(長男?)、右の欠伸をしてるのが二番目に生まれた中ぐらいの大きさ雛(次男?)、三番目に生まれた小さい雛(末っ子)は雌親の腹の下に潜り込んでいて見えない。

                   

                   

                  大きな目を開け睨んでる2羽のワシミミズクの雛

                  雛2羽とも大きくしっかりと目を開けてこちらを見ている。

                   

                   

                  一番大きいワシミミズクの雛

                  眠ってる一番小さな雛(末っ子)の上に乗ってこちらを見つめている一番大きい雛(長男)

                   

                   

                  口を開け威嚇するワシミミズクの雛

                  威嚇するように口を開け私を睨みつける一番大きな雛(長男)

                   

                   

                  ぐっすり眠るワシミミズクの雛と雌親

                  朝の温かい陽射しに当たりながらぐっすり眠る雛と雌親

                   

                   

                  ワシミミズク、2羽寄り添って私を見てる

                  兄弟で寄り添って私を睨みつける雛たち


                  写真で綴るオオカバマダラ蝶の生育 (下)

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                    綿にしみこませた砂糖水と蝶

                    蛹から蝶が出てきたのが午後遅っかったので、翌朝、庭に放すことになる。オオカバマダラ蝶は花の蜜を探すセンサーが足についてるので,コットンボールにハミングバードのフィーダー液を浸して、足を着けてやりエサを覚えさせる。

                     

                     

                    瓶から蝶を出す

                    翌朝、いよいよ瓶からオオカバマダラ蝶を出してやる。

                     

                     

                    チュパロサの枝に移る蝶

                    低いチュパロサの枝に掴ませる。

                     

                     

                    チュパロサの枝を登る蝶

                    手から離れて自力でチュパロサの枝を登る。

                     

                     

                    飛び立つ準備をする蝶

                    大きく翅を広げたり閉じたりしながら飛ぶ準備をする。

                     

                     

                    秋空に舞う蝶2匹

                    元気に秋空に飛び立ったオオカバマダラ蝶。丁度 Giant Swallow-taile (下の蝶)が飛んできてランデブーをするかのように舞い上がって、雌を探しながら越冬地メキシコへ旅たって行った。


                    写真で綴るオオカバマダラ蝶の生育 (上)

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                      手の上モナコ蝶幼虫

                      卵から孵ったのが12月と季節的に少々遅いので、瓶に入れて観察することにしたオオカバマダラ ( Monarch / Danaus plexippus ) の幼虫。

                       

                       

                      瓶に入ったモナコ蝶幼虫と蛹

                      瓶に入れたオオカバマダラの幼虫(右)とサナギ(左)。両方とも同じトウワタの葉に産み付けられた卵から孵化した。

                       

                       

                      Jの字になったモナコ蝶幼虫

                      瓶に入れた翌日、トウワタの茎を上がったり下がったりしてサナギになるのに適した場所を探し、”J”の字になった。

                       

                       

                      揺れるモナコ蝶蛹

                      その日の夜中、幼虫は体を大きく揺らしながらサナギへ変わっていった。

                       

                       

                      モナコ蝶蛹1

                      最後に頭の部分を出して(下に落ちてる黒い塊)、完全に緑の外骨格に包まれたサナギをなった。

                       

                       

                      モナコ蝶蛹2

                      緑色の美しいサナギとなった。

                       

                       

                      黒いモナコ蝶蛹1

                      サナギになって8日目、全体が黒くなり、蝶が出て来るのも間近である。

                       

                       

                      黒いモナコ蝶蛹2

                      黒くなったサナギ、翅がすっかり出来上がってるのがよく見える。

                       

                       

                      蛹から出たモナコ蝶1

                      サナギの殻がパクッと割れ、中から足で蹴るようにして逆さまになった蝶の頭の部分が出てきた。

                       

                       

                      蛹から出たモナコ蝶2

                      次に、小さく折りたたまれたままの黄色の翅が出てくる。

                       

                       

                      蛹から出たモナコ蝶3

                      そして、最後に太い胴体が殻から出てきた。

                       

                       

                      蛹から出たモナコ蝶4

                      いよいよ蝶全体の姿が蛹の殻から現れる。

                       

                       

                      蛹から出たモナコ蝶5

                      逆さまになった体を起こして位置を変えていく。

                       

                       

                      翅を乾かすモナコ蝶1

                      液体を翅に吹き付けて、縮まっている翅の皺を伸ばしていく。

                       

                       

                      翅を乾かすモナコ蝶2

                      完全に翅を伸ばし、いよいよ飛び立つ準備である。



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                        藤波
                      • チュマカコリ国立歴史公園 南アリゾナ (その1)
                        imakarayarou
                      • 雪が舞い氷雨が降る真冬、子育てに頑張るコスタハチドリ (その4)最終
                        imakarayarou
                      • 雪が舞い氷雨が降る真冬、子育てに頑張るコスタハチドリ (その3)
                        藤波
                      • 雪が舞い氷雨が降る真冬、子育てに頑張るコスタハチドリ (その3)
                        imakarayarou
                      • 豪華なワイルドフラワーに沸く2019年春のソノラ砂漠 (上)
                        藤波
                      • 謹賀新年 2020年南アリゾナ・ソノラ砂漠の元旦
                        藤波

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