title





米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

モンスター庭に現れる(アリゾナ)

0
     Gila Monster 2
    ソノラ砂漠にある我家の庭には色々な鳥、動物、ヘビ、トカゲ、カエルなどの「生きもの」が餌とりや水飲みにやって来る。砂漠の夏は日中の気温が40度近い日が多いので、ほとんどの「生きもの」は夜行性であるが、真夏のモンスーン季は彼らは活動期なので日中でも盛んに動き回る。
    7月中頃めったに見られない珍しいアメリカドクトカゲ(Gila Monster) が庭に現れ大騒ぎになった。

    Gila Monster 1
    アリゾナ砂漠ならではのトカゲで”ヒラ・モンスター”と呼ばれる。全長60センチもあり、世界でも他に類を見ないアメリカでゆいつ毒を持った大トカゲである。特異性ゆえにアリゾナの砂漠地帯の生息地では見つけられるたびに片っ端から殺されてきたのでその数は激減。今ではなかなか見ることが難しい。
    1952年に州法が成立して殺すことはもちろん商品売買や生け捕りすることも禁止されている。

    Gila Monster 3
    小学生の頃に見たディズニー映画「砂漠は生きてる」の中にも登場しており、強烈な印象を受けた「生きもの」だったことを憶えている。彼らの一生の95%は地中生活、その為めったに地上に出て来ないので砂漠のトレールを歩いていてもまったく見ることはないし、アリゾナに生まれ住んでいる人でもほとんど見たことがないぐらい珍しい「生きもの」である。塀の上をのそのそ歩いているのを最初に見た時は信じられないほどびっくりした。

    Gila Monster 4
    ずんぐりした体型、黒ずんだピンク色の体は砂漠の中にいると保護色となって木切れや石ころにしか見えない。毒を持っているが性格は大変おとなしく向こうから攻撃はしてこない。しかし彼との距離が近すぎると”シュー”という音を出して口を大きく開け威嚇しながらワニのように早足で近づいて来る。
    咬まれるとスッポンのように離れず指を噛み切られることもあり、毒が強いので非常に痛いらしい。
    ばかに出来ない恐ろしい生きものであるが、彼らとの距離の保ち方をしっかり学べば怖がることはまったくない。こんな珍しい爬虫類が庭に来たことは本当の”生の自然”がまだまだ家の周りに残っているのをじかに感じられ実にうれしくなった。

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    • チュマカコリ国立歴史公園 南アリゾナ (その4)最終
      藤波
    • 春のワイルドフラワーと生き物たち カタリナ州立公園 2020年(上)
      imakarayarou
    • チュマカコリ国立歴史公園 南アリゾナ (その4)最終
      imakarayarou
    • チュマカコリ国立歴史公園 南アリゾナ (その1)
      藤波
    • チュマカコリ国立歴史公園 南アリゾナ (その1)
      imakarayarou
    • 雪が舞い氷雨が降る真冬、子育てに頑張るコスタハチドリ (その4)最終
      imakarayarou
    • 雪が舞い氷雨が降る真冬、子育てに頑張るコスタハチドリ (その3)
      藤波
    • 雪が舞い氷雨が降る真冬、子育てに頑張るコスタハチドリ (その3)
      imakarayarou
    • 豪華なワイルドフラワーに沸く2019年春のソノラ砂漠 (上)
      藤波
    • 謹賀新年 2020年南アリゾナ・ソノラ砂漠の元旦
      藤波

    links

             

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode