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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

ソノラ砂漠の珍しくて可愛い生き物 (下)

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    ツノトカゲ 1

    ツノトカゲの仲間 Regal Horned Lizard ( Phrynosoma solare )

     

    米国内では主に南アリゾナのソノラ砂漠で見られるポピュラーなトカゲであるが、体長がたった10センチ程度と小さいのと、体の色が生息してる岩場のグラウンドと同じで、しかも動作が鈍いのでトレールを歩いていても見つけるのが非常に難しい。

     

     

    ツノトカゲ 2

    カモフラージュされていてなかなか見つけ難い Regal Horned Lizard

     

    フィールドで目にする普通のトカゲ ( Lizard ) の姿は、ほとんどが細長くて蛇の胴体に手足が付いた形であるが、ツノトカゲは胴体は短くしかも丸い、そして背中に棘があり首の後には角に似た突起があって恐竜の風貌があり、愛嬌があって可愛らしい。

     

     

    岩を登るツノトカゲ

    亀のようにゆっくりと岩を登るツノトカゲ

     

    好物の蟻を探しに岩を登り始めたツノトカゲ。丸いボディーと頭、そして、がまぐちのような口がヒキガエルに似てるので、愛称「ツノヒキガエル」 ( Horned Toads ) とも呼ばれる人気者である。

     

     

    岩の上で待機するツノトカゲ

    じっと動かずに蟻が岩を登って来るのを待つ。頭の後の大きな「ツノ」が赤く光っている。

     

    Regal Horned Lizard の主なる食べ物は90%蟻で、ねばねばした舌をペロッと出して捕まえる。一度の食事で2500匹以上の蟻を食べるようで、そのため骨格の形態が進化して歯が短く下あごが小さい。蟻を好物としているこのツノトカゲでも、蟻の大群に出会うと急いで退散することがある。群れで襲ってくる蟻には、その毒で時にはやられる場合があるようだ。

     

     

    ツノトカゲと留見子の指

    人間の手の指と比較すると、ツノトカゲが如何に小さいかがよく判る。

     

    ツノトカゲのボディーは短くて丸いので、歩いたり外敵から逃げたりするためのスピードに欠けるが、ボディーの幅が広過ぎて天敵の蛇は飲み込むのに大変苦労するようである。また、外敵が近づくと、目の後から血のような赤い液体を吹き出して脅かすことがあるが、残念ながら無毒のため相手に害を与えることは出来ない。


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