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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

庭で生まれ育ったオオカバマダラ蝶 (その2)

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    モナコ蝶幼虫 1

    指と比較してもその小ささが判るオオカバマダラの生まれたての幼虫

     

    卵から孵った幼虫は体長1センチ程で薄い緑の半透明な色、そして、まだオオカバマダラの特徴のボディーに派手な帯がない。幼虫は卵の殻を食べ、やがてトウワタの花や葉を食べ始める。幼虫はくるくると円運動をするが、これは食べたトウワタの乳液を体の中に流し込むためである。

     

     

    モナコ蝶幼虫 2

    卵から孵って10日目の幼虫

     

    幼虫はサナギになるまでに5回脱皮をする。その度に大きくなり体内に栄養分を貯め、一切何も食べれなくなるサナギの時に備える。

     

     

    モナコ蝶大小2匹の幼虫

    トウワタの葉を食べる大小の幼虫

     

    右の小さな幼虫、3回目の脱皮ステージまで大きくなると体に白、黄色、黒の帯状の縞模様が濃くなって大変きれいである。前と後ろに2本の長い触角が2組出てくる。このステージを超すと幼虫は葉のエッジに沿って歩き始め、花は食べずに葉を食べ始める。左の大きい幼虫は4回目の脱皮ステージで、足の外側に大きな白い斑点が出てくる。

     

     

    モナコ蝶Jの字の幼虫 1

    サナギになる時が近づくと、アルファベットの”J”の字型になってくる。

     

    トウワタの葉をたくさん食べて大きくなった幼虫、5回目の脱皮ステージを終えた段階では体の大きさも4センチ以上、太さも8ミリ、重さは最初の1回目の脱皮ステージ時の2000倍にもなっている。

     

     

    モナコ蝶Jの字の幼虫 2

    サナギになる準備のため尻から白い液体(赤丸)を出す

     

    サナギになる直前には、細いトウワタの茎を登り糸を紡ぐように絹のような白い液体を出す。この液体がセメンダインのような役割をして幼虫の体を茎に固定し、いよいよサナギになる最終ステージに入っていく。

     

     

    モナコ蝶Jの字の幼虫 3

    ”J”の字型になって逆さまにぶら下がるサナギ直前の幼虫

     

    尻から出した白い液体で体を固定した幼虫は、逆さまにぶら下がったまゝ外側の皮を溶かしながら関節のある緑の外骨格に包まれていく。最後に頭の部分を落とし、緑色のサナギとなる。


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