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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

住宅地の小さな木で雛を育てたアメリカワシミミズク (上)

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    ワシミミズクの雌親

    アメリカワシミミズク ( Great Horned Owl / Bubo virginianus ) アリゾナで見られる種は全体的に色が薄い亜種 " Subarcticus "

     

    アメリカワシミミズクは北はアラスカからカナダ、北米全域そして中南米まで広い地域に生息している最もポピュラーなフクロウで、古くはディズニー映画の漫画、子供の絵本、装飾品や置物、コマーシャルなどのキャラクターとして今だにしばしば登場する人気者である。南アリゾナは特にその数が多く、繁殖期が始まる12月になると毎晩のように我が家の屋根にも雄雌で飛んで来て鳴き合う声が聞かれるほど身近な鳥でもある。

     

     

    眠ってるワシミミズクの雌親

    目を閉じて静かに眠っているアメリカワシミミズクの雌

     

    体長56センチウイングスパーン125センチ以上と日本のフクロウより大きく、耳のような冠毛か特徴である。英語で " Ear Tufts " と呼ばれる長い冠毛は、ボディーランゲージを伝えると言われている。怒っている時は真っ平に寝かせてしまうし、「何だろう?‥」と好奇心を持って知ろうとする時は真っ直ぐに立てる。鳴き声は低い典型的なフクロウの声で「ホッホ・ホーホー」と鳴き、英語の聞きなしは " Whose Awake, Me Too " (フーザウエイク、ミートゥー)である。夜行性なので昼間はこうして木の枝に寄り掛るようにして眠っている。

     

     

    風景ー巣の場所

    車が通り、犬を散歩する人が行きかう玄関前のコートヤードの小さな木にアメリカワシミミズクの巣がある。(赤丸印

     

    我が家のすぐ近くに住む友人から「家の前のアカシアの木にワシミミズクの雛が居る・・・」というメールが入り、さっそく出かけてみた。ワシミミズクは自分で巣を作ることが出来ないので、他の大型の鳥、アリゾナではクーパーハイタカ、アカオノスリなどの鷹類やワタリガラスの古い巣を利用する。この巣はクーパーハイタカが巣を作り終えたところで、ワシミミズクが乗っ取ったようである。ワシミミズクは大変ずる賢く、巣の主クーパーハイタカが威嚇しても知らん顔でデーンと座り続け、ついにはハイタカは諦めて去ったようである。彼らの巣は通常地上から6メートル〜18メートルの高さであるが、この巣は5メートルぐらいしかない低い枝に作られていた。

     

     

    眠ってるワシミミズクの雛と雌親

    巣に座る雌親の足元で横になってうずくまって眠る雛、卵から孵化後15日ぐらい経っている。

     

    ワシミミズクの営巣は大変早く、冬の1月・2月から4月にかけて卵を産む。ソノラ砂漠では巨大サボテン Saguaro の幹と枝の間に作られたワタリガラスの古巣を利用することが多く、サボテンに座るフクロウの姿は独特な光景である。

     

     

    私を睨んでるワシミミズクの雛と雌親

    目を覚ましむっくり起き上がって不思議そうに私を見る雛

     

     

    雌親に寄り添うワシミミズクの雛

    雌親に甘えるようにぴったりの寄り添う雛

     

     

    片目を開け眠ってるワシミミズクの雛と雌親

    時々目を開けて周りを見渡すが、5分もすると再び眠ってしまう雛。それでも片目はうっすらと開けてこちらを見ている。

     

     

    2羽のワシミミズクの雛、大欠伸の姿

    巣の中に雛は3羽おり、こちらを睨んでいるのが一番最初に生まれた大きい雛(長男?)、右の欠伸をしてるのが二番目に生まれた中ぐらいの大きさ雛(次男?)、三番目に生まれた小さい雛(末っ子)は雌親の腹の下に潜り込んでいて見えない。

     

     

    大きな目を開け睨んでる2羽のワシミミズクの雛

    雛2羽とも大きくしっかりと目を開けてこちらを見ている。

     

     

    一番大きいワシミミズクの雛

    眠ってる一番小さな雛(末っ子)の上に乗ってこちらを見つめている一番大きい雛(長男)

     

     

    口を開け威嚇するワシミミズクの雛

    威嚇するように口を開け私を睨みつける一番大きな雛(長男)

     

     

    ぐっすり眠るワシミミズクの雛と雌親

    朝の温かい陽射しに当たりながらぐっすり眠る雛と雌親

     

     

    ワシミミズク、2羽寄り添って私を見てる

    兄弟で寄り添って私を睨みつける雛たち


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