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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

砂漠の人気者 ”ロードランナー”

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     欄干の上のロードランナー
    ロードランナー、英名"Greater Roadrunner",和名は”オオミチバシリ”といい、漢字では”大道走”と
    書かれる。北アメリカ大陸南部の低木林が点在し、ユッカの花が咲く乾燥した砂漠地帯に多く生息
    している。

    ロードランナー立ち姿
    ロードランナーはカッコウの仲間で、体長58センチとハシブトガラスより大きい。
    飛ぶのは下手、せいぜい低く滑空するぐらいで走るのが得意、時速30キロ近くの速さで走ることが
    出来る。

    メタル・ウオール・アート
    ロードランナーはアメリカでは最もポピュラーな鳥の一つで、アニメのキャラクターに、またスポーツシューズのロゴマークにも使われている。 アリゾナなどサウス・ウエスト地方でよく見られる「ハガネ」を使った
    ”メタル・ウオール・アート”などでもロードランナーとカンムリウズラはデザインの一つとしてよく使われて
    いる。

    水飲むロードランナー
    5月繁殖期が始まると、ロードランナーはつがいで庭によく現れるようになる。
    フィールドではなかなか見ることが難しい水を飲んだりエサ捕りしたりゆっくりくつろぐ姿などをリビングルームから見ることが出来る。

    トカゲ咥える全身像
    ロードランナーは主に大きな昆虫、蜘蛛、トカゲ、ヘビ(猛毒のガラガラヘビも)、ネズミなどを食べるが
    時には木の実も食べる雑食性で水をあまり飲む必要がなく、厳しい砂漠の環境への適応性がすぐれて
    いる。

    トカゲ
    ロードランナーの大好物、”ハリトカゲ(Desert's Spiny Lizard)"の一種。
    庭の塀にちょくちょく現れ、小さい虫をたくさん捕ってくれるので我家では大切にされてる生きものである。
    逃げ足が大変速く、ロードランナーも捕まえるのに苦労している。

    トカゲ咥えるアップ
    シマオトカゲをさんざん追いかけ、とうとう捕まえて得意な顔をしてこちらを見ている。
    塀の高い所にいるトカゲでも驚くほど素早くジャンプしてそれを捕えるし、時には屋根に飛び上がって
    追いかけることもあり、その身軽さにはびっくりさせられる。

    プールの横
    ロードランナーは夜になると体温を下げて休み、朝、太陽の光を浴びて再び上げる習性があり、そのため
    翼を下げて尾を広げ日光浴する姿を時々見かける。また、この動作は羽についたダニを羽の表面に
    出して、羽づくろいで取り易くするためでもあるらしい。

    ブーゲンビリアの前
    ロードランナーは砂漠のトレールを歩いていてもなかなかお目にかかれない。 日中の彼らの行動は
    こそこそ隠れることが多く、危険が近づいたと思うとすぐ近くの木立や藪、岩に素早く隠れて動かずに
    じっとしており、上手く大きな体を隠す達人と言われている。
    ブーゲンビリアの前でのんびりしている姿をゆっくり楽しめるのも繁殖期だけで、それが終ると不思議にも
    その姿はまったく庭では見られなくなる。

    花のポット横
    砂漠では40度を越す暑い日中は大きな木陰に入ってじっとしていることが多く、庭でも花のポットの
    陰で静かに涼をとっている姿が見られる。

    水飲む全身像
    日中の気温が40度近くなると、あまり水を飲まないロードランナーもちょくちょく水場に来て水を美味そうに飲み、ゆっくり休んでいく。

    歩く姿
    ロードランナーは主に地上で生活しているので足と嘴はよく発達していてがっちりしている。
    鳥とは思えぬ彼らの走るスピードや天敵に対してうまく隠れたり、フリーズしてじっと動かなかったりする
    動作が滑稽なのと、敵の裏をかいて身を隠す術を持っているのが人々に好かれ、カトゥーンのキャラクターとして人気があるらしい。

    走る姿
    首を前に長く伸ばして尾をグラウンドに平行に保ち、いわゆる「前傾走法」で猛スピードで走る姿は
    実に滑稽である。 このような鳥らしくないスタイルは速い速度で走っている時のバランスを保つのに
    役立ち、よく見ると首と尾で「舵」をとっているのが判る。

    興奮してる姿
    ロードランナーの雄はコートシップで興奮すると、頭の毛を立てて尾を広げ目の後ろの赤・白・青のパッチ
    を大きくしてメスに「どうだ!綺麗だろう・・・・」と見せる動作をする。

    玄関前の道を歩く
    ロードランナーは繁殖期になると住宅街の道路や塀、石垣づたいに歩いている姿をよく見かける。
    人家の周りには大好物のトカゲがたくさんいるのと砂漠の中より簡単にそれらを捕ることが出来る
    からだろう。 ハイウエイを車で走っていると、ダッシュして目の前を渡って行く姿を見ることもある。

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