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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

アリゾナ・ソノラ砂漠のオアシスで見る冬鳥たち(2012年3月 その3)

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     「スイート・ウオーター・ウエットランド」は再生処理された新しい水を提供するだけでなく、よく整備された
    環境教育施設を利用して小・中学生向けや一般市民に対する自然教育の場所を提供している。
    そしてここは水鳥だけでなく南アリゾナの冬の小鳥たちを楽しむことが出来る。
    Black Phoebe
    クロツキヒメハエトリ (Black Phoebe)
    北米西側の南からメキシコや中米にかけて生息するタイランチョウ科のハエトリで、空中に飛ぶ虫をフライングキャッチしてはまた同じ枝に戻ってくるので大変見やすい鳥である。

    Vermilion Flycatcher (M)
    ベニタイランチョウ (Vermilion Flycatcher)
    やはり空中で虫を捕らえる熱帯のフライキャッチャーで、スズメぐらいの大きさの赤黒の美しい鳥なので
    バーダーやフォトグラファーに大変人気がある。

    Vermilion Flycatcher (F)
    ベニタイランチョウの雌 (Vermilion Flycatcher ♀)
    ベニタイランチョウは北米では南アリゾナの一部と南テキサスの一部にかけてのメキシコ国境沿いでしか見られないメキシコ種である。

    western Tanager
    ニシフウキンチョウ (Western Tanager)
    西側ではごく普通に見られるが、ニューヨークなど東側ではほとんど見られない。フウキンチョウは米国大陸特有の鳥で、特に中米、南米にその種類が多い。

    Lincolns Sparrow
    ヒメウタスズメ (Lincoln's Sparrow)
    南アリゾナでは冬の間しか見られず、春には北カナダやアラスカへ渡って行ってしまう。
    北米には英名の"----- sparrow" と名のつく鳥が34種類もおり、和名ではヒメドリやシトド、スズメモドキなどと呼ばれている。そもそもアメリカ大陸(新世界)には旧大陸のSparrow(学名Passer) は生息しておらず、現在見られるイエスズメやスズメは1800年代にヨーロッパから持ち込まれたものである。
    ヨーロッパからの入植者はシェークスピアの戯曲に出てくる鳥たちを懐かしみ、ヨーロッパのスズメに似ている種には"----Sparrow" という名をつけたようである。

    Aberts Towhee
    メグロトウヒチョウ (Abert's Towhee)
    日本のツグミと同じ大きさで色が地味でしかも低潅木の根元でエサ取りをすることが多く、めったに目のつく所に出て来ない。その数は多いが、南アリゾナの一部の地域でしか見られないまさにアリゾナの鳥である。

    Harriss Hawk 1
    モモアカノスリ (Harris's Hawk)
    もともとメキシコ種で、北米では南アリゾナと南テキサスでしか見られない。

    Harriss Hawk 2
    モモアカノスリ (Harris'a Hawk)
    砂漠の鷹で数は少ないが、よく大きなハシラサボテンに巣を作り子育てをしている姿の写真を雑誌で見ることがある。残念ながら私はまだその光景には出会っていない。

    アリゾナ・ソノラ砂漠のオアシスで見る冬鳥たち(2012年3月 その2)

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       「スイート・ウオーターウエットランド」は1996年に市によって作られた下水処理場で、再生処理された水は農場の灌漑用水や工業用水として利用されている。南アリゾナはほとんどが砂漠なので水は大変貴重。毎日の生活で使用する水道の料金は他の州と比べても非常に高い。ここには5つの池があって”ガマ”や”ハコヤナギ”に囲まれ良く手入れされており、冬は多くの水鳥の越冬地となっている。
      Ruddy Duck 5453
      アカオタテガモ(Ruddy Duck)
      アメリカ大陸でしか見られないコガモぐらいの大きさのカモ。冬羽のメスは地味な色をしていて目立たないが、全体がプクッと丸い体型で短い尾をピーンと立てて泳ぐので可愛らしい。子供の頃、風呂で浮かせて遊んだおもちゃのダックを思い出す。

      Bufflehead 5611
      ヒメハジロ(Bufflehead)
      日本でもまれに冬鳥として見られるコガモより小さいかわいいカモである。春になると北カナダの森林地帯へ渡ってしまうので、私にとっては冬でしか見られない。オス3羽が並んでこちらへ向かって泳いできたところで、朝日に当たって緑、紫、青色の光沢色が美しく映える。

      Pied-billed Grebe 5643
      オビハシカイツブリ(Pied-billed Grebe)
      日本のカイツブリより大きく、全米でごく普通に見られる。日本のカイツブリは街中の公園でも巣を作り雛を育てるので皆がよく知っている身近な水鳥であるが、残念ながらオビハシカイツブリは警戒心が強いのでそのような姿はほとんど見られない。

      American Coot 5426
      アメリカオオバン(American Coot)
      日本のオオバンと同じ大きさで太っている。全米でごく普通に見られる水鳥で、時には街中の公園でもちょくちょく見られる身近な鳥である。

      American Coot 5678
      アメリカオオバンのコートシップ
      2月も終わりごろになると、オス・メスで「クルクルクル」と鳴きあいながら頭をつけ合ったり、顔をつけ合いながらお互いに愛情を確かめ合っているようである。

      American Coot 5681
      アメリカオオバンの求愛
      やがてオスがメスの頭をやさしく嘴で咬み始めると交尾となる。


      アリゾナ・ソノラ砂漠のオアシスで見る冬鳥たち(2012年3月 その1)

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        ツーソンの町から15分ぐらいで行ける「スイートウオーター・ウエットランド」は砂漠では見る機会の少ない水鳥が冬にはかなりの数が集まる。そのためここは冬鳥のスポットとして人気があり、いつもバーダーや散策する人で賑わっている。
        Cinnamon Teal 1
        アカシマアジ (Cinnamon Teal )
        北米西種なのでニューヨークなどの東側では見られないカモ。日に当たると体全体が黄褐色に輝いて美しく、たくさんの鴨にまじって泳いでいてもひときわ目立つ。

        Cinnamon Teal 2
        雄と雌のアカシマアジ
        アカシマアジはこのウエットランドで見られる人気種で、バーダーたちはまずこの美しいカモを探し歩く。

        Blue-winged Teal 1
        ミカヅキシマアジ (Blue-winged Teal )
        日本ではまれな迷鳥で見ることが難しいが、冬のアメリカ南部ではごく普通に見られるコガモぐらいの大きさの鴨。英名ブルーウイングの青い羽が朝日に当たって美しい。

        Blue-winged Teal 2
        南アリゾナは冬でも日中は暖かく気温は20度以上に上がることが多いので、ミカヅキシマアジもゆったりと水浴びしたり羽ばたきをしたり、エサ取りをしながら一日を過ごす。

        Blue-winged Teal 3
        ミカヅキシマアジのコートシップ
        3月が近づくと鳥たちは求愛活動に忙しくなる。雄と雌が静かに泳ぎながら近づき、やがて雌が尾を水中に沈め始めていく。

        Blue-winged Teal 4
        ミカヅキシマアジのコートシップ
        雌が体のほとんどを水中に沈め、顔だけを水面に出し泳ぎながら交尾をする。

        Ring-necked Duk
        クビワキンクロ (Ring-necked Duck )
        日本ではまれに見られる冬鳥であるが、全米の湖沼池で冬はごく普通に見られる。

        アリゾナの広大な綿花畑で珍しい冬鳥を見る(2012年2月 その2)

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           Cotten Field
          遠くの山の麓まで続く広大な綿花畑。ここは時々大規模な砂嵐が起きる。近くを通るハイウエイには「砂嵐に注意」と書かれた標識が立っている。昨年CNNニュースでその凄い光景が世界中に放映され、日本でも多くの人々がそのすごさに驚かれたと思う。私も2度ハイウエイを走っていて巻き込まれたことがあるが、とにかく”すごい”という言葉しかない。茶色で高く幅広いカーテンのような砂の幕が遠くの方からアッと言う間に近づいてきて見る間に車が包まれてしまい、突然視界はゼロとなって自分の車のボンネットの先ですら見えなくなってしまう。車を止め砂嵐が去って行くのを待つのみであるが、口や鼻の中が次第にジャリジャリして来て息苦しくなってくる。あの独特な身体が土ぼこりに包まれる感覚は忘れられない。

          Great Roadrunner
          アリゾナを代表する鳥の一つオオミチバシリ(Great Roadrunner)。漫画やカートゥーン映画によく出てくる人気者ロードランナーである。数はけっこう多いのだが、残念ながらこれがなかなか簡単には見れない。

          Great Roadrunner 2
          オオミチバシリはカッコウの仲間でキジよりずっと小さく、日中は低い潅木の日陰でじっとしていることが多く飛ぶことはめったにない。農道を車で走っていると突然目の前を尾を上下にあげさげしながら足早に横切っていくことがあり、びっくりして思わずブレーキペダルに足がのる。

          Loggerhead Shrike 2
          アメリカオオモズ (Logger-head Shrike )
          日本のオオモズより少し小さい。近年その数が減ってきており、見れる機会が少なくなってきているのが残念。大きな虫やトカゲ、カエルなどを食べるだけあって、嘴の太くて鋭いのが目につく。

          Loggerhead Shrike
          チョウゲンボウのようにいつも開けた畑地の電線に止まってえさを探していることが多いが、寒い冬の朝などは低い潅木に下りて来てエサ取りをするので目の高さで容易に見ることが出来る。

          Ferruginous Hawk
          アカケアシノスリ (Ferruginous Hawk )
          日本のトビぐらいの大きさで、赤茶と白のコントラストが美しい鷹である。農耕地には大きくて高い樹木が少ないので、いつも電柱か鉄柱に止まってエサ探しをしている姿を見ることが多い。

          Ferruginous Hawk 2
          綿花畑の南端ピカチョ州立公園の柱サボテン(サワーロ)林に飛んできたアカケアシノスリ。

          Northern Caracara
          野菜畑のはるか遠くに珍しいメキシコ種の鷹カラカラ(Northern Caracara) が1羽おりていた。これまで南テキサスの一部でしか見られなかったが、ここ数年アリゾナのこの畑地でも冬には小さい群が見られることがある。

          アリゾナの広大な綿花畑で珍しい冬鳥を見る(2012年2月 その1)

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            冬の鳥見のフィールドにしている”サンタクルーズ・フラッツ”はアリゾナ州都フェニックスと第二の町ツーソンの中間にある大きな綿花畑である。
            Rufous-backed Robin 3
            メキシココマツグミ (Rufous backed  Robin)
            昨年の冬に続いて今冬も同じ農家の庭先に現れたメキシココマツグミ。北米ではここ南アリゾナで数年に一度しか見られない珍しいメキシコ種である。全米でごく普通に見られるコマツグミ(American Robin)との違いは背中と肩の部分が赤茶である。

            Rufous backed Robin 2
            農家の庭木の小さなベリーの実をついばむメキシココマツグミ。日本のツグミとほぼ同じ大きさ。この日も珍種を見ようと十数人のバーダーが農家を囲むようにして見入っていた。もし日本でこの手の珍種が現れたら、きっとすごい数のカメラの放列が見られるかもしれない・・・と思いながらゆっくりメキシコ種を楽しむ。ちなみに、このとき長いレンズを付けたカメラを持って鳥見をしていたのは私一人であった。

            Mountain Plover 1
            ミヤマチドリ (Mountain Plover)
            チドリの仲間でありながら水辺から遠く離れたロッキー山脈からミシシッピー川にいたる樹木のない広大な草原に生息しているのでほとんど見れる機会がないが、12月に入ると毎年この農耕地に群でやって来て冬を過ごしてゆく。

            Mountain Plover 2
            綿花畑の中は農道を挟んでところどころに芝生を育てる緑色のフィールドがあり、ミヤマチドリはここでエサ取りをすることが多いのでスコープでは見やすいが、ほとんどが私有地で畑に入ることが難しく鳥との距離が遠いのが残念。

            Yellow-headed Blackbird
            キガシラムクドリモドキ (Yellow headed Blackbird)
            西側では冬に大きな群を作って畑地でエサ取りをしたり、右に左に飛び回ったりする姿をよく見かける。
            低い潅木の枝に鈴なりになって朝日を浴びる光景は実に美しい。

            Western Meadow Lark
            ニシマキバドリ (Western Meadow Lark)
            草原を代表する鳥の一つであるが、冬は平坦な畑地で群をなしてエサ取りをしている。よく似ているヒガシマキバドリ(Eastern Meadow Lark) とのフィールドでの判別のポイントは鳴き声であるが、冬は囀ってくれないので識別に大変苦労する。

            アリゾナで冬を過ごすカナダヅル(2012年1月 その2)

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               ツルの越冬地サルフアー・スプリング・バレーは大規模なトーモロコシ畑、それにレタス、トウガラシ、ピーカン、リンゴなどを栽培する長さ160キロ、巾40キロの広大な農耕地である。
              カナダヅル飛翔と山
              渡りをする3亜種のカナダヅルはほとんどが数の多いヒメカナダヅルであるが、混在した群をフィールドで見るとチュウカナダヅル、オオカナダヅルとの判別は大変難しい。

              カナダヅルとオナガガモ
              カナダヅルとオナガガモが一緒にエサ取りするのどかな午後の池。

              カナダヅルの求愛ダンス
              若鳥が求愛ダンスの練習を始める。

              カナダヅルの求愛ダンス
              求愛ダンスもだいぶ形になってきた若鳥。

              カナダヅルの求愛ダンス
              3月に入るとカナダヅルたちは保護区を飛び立って北へ上がり、最初の中継地ネブラスカ州のプラット川流域に集まる。(「過去の記事」のコンテンツのページの「アメリカ国内鳥見旅便り」を参照)そして彼らはここからさらに数千キロ北にある北カナダやアラスカ、シベリアへ向けて長い旅を続ける。

              カナダヅルの水浴び
              カナダヅルは背中や首、胸の羽を鉄分を含んだ泥水で汚す習性がある。

              カナダヅルの大群
              サルフアー・スプリング・バレーには毎冬2万羽から2万5千羽のカナダヅルがやって来て春の渡りまで数ヶ月を過ごす。

              アリゾナで冬を過ごすカナダヅル(2012年1月 その1)

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                 北アメリカで見られるツルはアメリカシロヅル(Whooping Crane) とカナダヅル(Sandhill Crane) の2種類である。アメリカシロヅルは絶滅危惧種で数が少なく越冬地はテキサスのアランサス保護区であるが
                (過去の記事のコンテンツのページ「アメリカ国内鳥見旅便り」参照)、カナダヅルはその数が多いので越冬地も南の州に数ヶ所ある。アリゾナにも一ヶ所だけカナダヅルが冬を過ごす場所があり、そこは私が冬のフィールドの一つとしているスポットなので、今年も一月に入って3度訪れる機会があった。
                空飛ぶ姿
                カナダヅル(Sandhill Crane)
                カナダヅルの越冬地サルファー・スプリング・バレーに入ると、アリゾナの抜けるような青空にV字型編隊を組んで渡りの訓練をしている姿が目に入る。

                一羽の♂
                カナダヅルは亜種が6種類。その内の3種類(ヒメカナダヅル、チュウカナダヅル、オオカナダヅル)が渡りをするが、残る3種類はミシシッピー州、フロリダ州、キューバのごく限られた地に生息していて渡りをしない。

                群と景色
                サルファー・スプリング・バレーの南端、メキシコ国境近くに1997年アリゾナ州が買い取った1400エーカー(570ヘクタール)のホワイト・ウオーター・ドロウ野生生物保護区がある。

                成長、若、群
                カナダヅルは午前中きれいに茎を刈り取られたトーモロコシの切り株畑でエサ取りをし、午後遅くにこの保護区の浅い池に集まって来る。

                一斉に飛んだ姿
                近くを滑空するアカケアシノスリの姿に驚いて一斉に飛び立つカナダヅル。

                水の中の2羽
                カナダヅルは泥がついた嘴で羽を整えるが好きで、暖かい日が差す午後は池の浅瀬を歩き回る。

                オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月 その8)

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                  アメリカムシクイたちがエリー湖を渡ってさらに北の営巣地へ旅たった後、マギーマーシュは夏鳥たちの天下となる。 アメリカムシクイの囀りが少ない寂しくなった保護区を後にしてオハイオを離れ、ナットキングコールのヒット曲で有名な「ルート66」 をひたすら走り、広大な牧草地や綿花畑が延々と続くカンサス、オクラホマの長閑な風景を楽しむ。そしてテキサスに入るやいなや車窓の風景が突然変わって牧草地の中に石油を汲み上げる大きなポンプが無数に立ち並ぶ人工的な光景となり、昔見た映画、ジェイムスディーンの「ジャイアンツ」のシーンを思い浮かべる。

                  Black-billed Cuckoo

                  ハシグロカッコウ (Black-billed Cuckoo )
                  日本のカッコウよりも小さく、鳴き声は日本のカッコウのように木の天辺で高らかに鳴くのと違って、低く「クークークー」とハトのような地味な声を出す。これによく似た種で嘴が黄色いキバシカッコウがいる。

                  Whip-poor-will

                  ホイップァーウィルヨタカ (Whip-poor-will )
                  このへんな名前は鳴き声からきている。たくさんのバーダーが行き交うボードウォークのすぐ横、手の届く近さのしかも地面すれすれの低い枝で、人の動きや話し声などまったく気にせず、時々薄目を開けて気持ち良さそうに寝ていた。

                  Eastern Screech Owl

                  アメリカオオコノハズク ( Eastern Screech Owl )
                  22センチと日本のコノハズクとほぼ同じ大きさで何処にでも居るポピュラーな種である。大都市ニューヨークの中心街にある公園セントラルパークでもちょくちょく見られる。

                  Scarlet Tanager

                  アカフウキンチョウ ( Scarlet Tanager )
                  18センチと日本のシメぐらいの大きさであるが、赤黒の派手でダンディーな夏鳥である。特に新緑の中で見るとハッとするほど美しい。

                  Rose-breasted Grosbeak

                  ムネアカイカル ( Rose-breasted Grosbeak )
                  日本のイカルより少し小さいが、色が派手で目立ち大きく見える。日が良く当たる枝で囀ってくれるので大変見やすい。

                  オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月 その7)

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                     今回のマギーマーシュのバーディングではアメリカムシクイだけで34種類(北米では58種そのうち東側で見られるのは38種)見ることが出来、昨年のスローだったのと比べると大満足の旅であった。
                    地元紙に何十年ぶりの「ビッグウイーク」であり、州が”力”をいれている「バードフェスティバル」も大成功であった・・・・というニュースが大きく報じられていた。

                    Philadelphia Vireo
                    セアオモズモドキ(Philadelphia Vireo)
                    モズモドキは新大陸(アメリカ大陸)独特の鳥で、なかでもこのセアオモズモドキは数がすくないのでそう簡単には見れない・・・・とあって今回も多くのバーダーが「ついに見れた!」と興奮していた。

                    Baltimore Oriole
                    ボルチモアムクドリモドキ(Baltimore Oriole)
                    日本のハクセキレイぐらいの大きさで、東側では春から夏にかけてごく普通に見られる渡り鳥である。車に戻って昼めしを食べている時、高い木の上から口笛を吹くような独特の囀り声が聞こえてきたので、車の前の枝にオレンジを掛けてやるとさっそく食べに下りて来てくれた。

                    Orchard Oriole
                    アカクロムクドリモドキ(Orchard Oriole)
                    ボルチモアムクドリモドキほど派手さはないが、しっとりとした赤黒のボディーが美しく数も少ないので人気がある。心地良い春風に吹かれ、Songbird を見ながら飲むコーヒーの味は格別である。

                    オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月) その6

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                       州が”力”を入れている「バードフェスティバル」が始まると一段と人の数が多くなる。大きな駐車場も車が満杯、色々な州のカラフルなナンバープレートが並び壮観である。しかし、私の車のような「アリゾナ・ナンバー」を付けた車はさすが一台もなく大変珍しがられた。「ほーアリゾナから来たのか・・・」とたくさんの人が声を掛けてくるし、ナンバープレートの写真を撮っていく人も多かった。私の住むアリゾナ・ツーソンからここまで2,400キロもあるのだから、いくら車社会の米国でも珍しがられるほどの”好き者”なのかもしれない!
                      Yellow-rumped Warbler
                      キヅタアメリカムシクイ(Yellow-rumped Warbler)
                      アメリカムシクイの中でもひときわ数が多い。昨年日本でも見られ大騒ぎとなったようであるが、このような美しい夏羽ではなかったのが残念。
                      Nashville Warbler
                      ズアカアメリカムシクイ(Nashville Warbler)
                      アメリカムシクイは色彩の美しい種類が多いのと、毎年春に姿を現わし秋には中南米へ去ってしまうので短期間しか見られず、しかも体が小さい上に高い木で葉隠れするようにエサ取りをするので見つけるのが難しい。そんな理由からだろうか、人よりも早く見つける識別のチャレンジが面白いので大変人気の高い鳥である。
                      American Redstart
                      ハゴロモムシクイ(American Redstart)
                      「ワーブラーウイーク」と呼ばれるアメリカムシクイが最も多く集まる週は早朝の鳥たちのコーラスが見事である。昔、日本でも軽井沢や富士吉田で夏にはこのような鳥たちの囀りのコーラスを楽しめたことを思い出す。


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                        藤波
                      • 艶やかなサボテンの花咲くソノラ砂漠 (前編)
                        徳光弥生
                      • 艶やかなサボテンの花咲くソノラ砂漠 (前編)
                        藤波
                      • 艶やかなサボテンの花咲くソノラ砂漠 (前編)
                        徳光弥生

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