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米国アリゾナのソノラ砂漠に住む鳥好き花好き動物好きのおじさんがおとどけするアメリカの自然情報です。

オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月その4)

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     5月中旬になるとエリー湖畔に暖かい南の風が吹き、北へ渡る鳥たちも群となって一挙に北上して来るので、保護区の中の鳥の数も日ましに増え賑やかになってシャッターチャンスも多くなる。
    Magnolia Warbler
    シロオビアメリカムシクイ(Magnolia Warbler)
    近年、中南米のコーヒー栽培方法が木陰でなく太陽の光をさんさんと当てて育てるアフリカ方式に改良され、コーヒーの増産には成功したものの、樹木がどんどん伐採されたためアメリカムシクイの越冬地の環境が破壊され、そのためアメリカムシクイの数も減少してきている。
    Chestnut-sided Warbler
    ワキチャアメリカムシクイ(Chestnut-sided Warbler)
    アメリカムシクイは高い樹木の天蓋でエサ取りをすることが多いのと、小さくてチョコマカ忙しく動き回るので初心者のバーダーには双眼鏡でその姿をとらえるのが少々難しい。しかし、この保護区では長い渡りの旅でお腹をすかした鳥たちがエサ取りに夢中で低い目の高さの枝に下りて来てくれるので大変見易く写真も撮りやすいのでありがたい。
    Connecticut Warbler
    ハイムネアメリカムシクイ(Connecticut Warbler)
    このムシクイはもともと生息数が少ないので見れるスポットも限られており簡単に見ることが出来ない。しかも主にグラウンドでエサ取りをすることが多いのと、ほとんど低い潅木の茂みの中に入ってなかなか姿を見せてくれないので、毎年バーダーたちが血眼になって探す種類の一つである。

    オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月その3)

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       今年の春の天候は雨と北風の吹く日が多く、渡り鳥たちにとっては厳しい天気が続き、そのため中南米の越冬地から北へ上がってくるのに大変苦労し途中で足止めをくっていたようで、彼らがエリー湖に現れるのが例年より遅かった。
      Prothonotary Warber
      オウゴンアメリカムシクイ(Prothonotary Warbler)
      黄金色に輝く美しさからムシクイの中でも特に人気がある。高い”ツイーツイーツイー”という囀りが保護区内に響き始めるとまさに春の到来を感じる。
      Canada Warbler
      クロボシアメリカムシクイ(Canada Warbler)
      胸の黒いネックレスが魅力的で可愛くバーダーに大変人気がある。
      Bay-breasted Warbler
      クリイロアメリカムシクイ(Bay-breasted Warbler)
      アメリカムシクイは冬を中南米のコーヒー園で過ごす。中南米のコーヒーは高い樹木に囲まれた木陰で育つので、この樹木がアメリカムシクイの貴重な冬の越冬地となっている。



      オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月 その2)

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         エリー湖の対岸(北側)はカナダ・オンタリオ州で、やはり春の渡り鳥が集まる有名なポイントピリー国立公園である。数時間のフェリーで簡単に行けるので両方で春のソングバード(Songbird) の渡りを楽しむバーダーも多い。

        ホオアカアメリカムシクイ(Cape May Warbler)
        ホオアカアメリカムシクイ(Cape May Warbler)
        肌寒い初春の天候でも早い渡りのアメリカムシクイが一年ぶりに元気な姿を見せてくれると寒さも吹っ飛んでしまいます。

        キマユアメリカムシクイ(Blackburnian Warbler)
        キマユアメリカクシクイ(Blackburnian Warbler)
        まだ花や緑が少なく枯れ枝の多い保護区の林でこのムシクイの萌えるようなオレンジ色を見ると春の到来を感じる。

        ノドグロルリアメリカムシクイ(Black-throated Blue Warbler)
        ノドグロルリアメリカムシクイ
        (Black- throated Blue Warbler)
        アメリカムシクイは13センチとスズメより小さいが、その色とりどりの種類と鳴き声に魅せられる人が多い。

        オハイオ州エリー湖マギーマーシュ保護区(2011年5月)

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           春の渡りのメッカ”マギーマッシュ”は五大湖の一つエリー湖南岸の保護区で、北へ渡るアメリカムシクイが一堂に集まる有名なスポットである。昨年に続く2度目の訪問であるが、今年は”ビッゲスト・ウイーク”と言われる5月中旬を中心に一週間滞在をして、スケールの大きい春の渡りを堪能した。
          アメリカムシクイだけで34種類、その他のソングバード(春の渡り鳥の総称)を入れると127種類も見ることが出来た。滞在中には「バードフェスティバル」がもようされており、米国各地、ヨーロッパや豪州、日本などからたくさんの人が来ており、土、日は凄い人の数であった。そして世界のバーダーが血眼になって探すハイムネアメリカムシクイ (Connecticut Warbler) が3日間も現れ、フェスティバルを盛り上げた。


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